リリースから9ヶ月で決済額が月平均110%成長し、営業利益の黒字を達成したAIキャラクターチャットプラットフォーム「WHIF(ウィプ)」が資金調達を完了した。

CRIT Ventures(クリットベンチャーズ)がWHIF運営会社のBunker Kids(バンカーキッズ)に20億ウォン(約2.2億円)を投資した。

2020年に設立されたBunker Kidsは、AI教育サービス「データ・ダイビング」とAIベースの食事提案・配送サービス「マイシップダン」を相次いで売却した実績を持つ。昨年7月にWHIFを韓国・台湾・タイなどでリリースしており、現在は全売り上げの28%が海外から生まれている。

WHIFは、ウェブトゥーン・ウェブ小説などの公式ライセンスIPや自社制作AIキャラクターとユーザーが対話しながら物語を積み重ね、事件を作り上げていくAIインタラクティブコンテンツプラットフォームだ。ユーザーの選択によってストーリーが展開される点で、単純なチャット中心の既存サービスとは異なる。

中核技術は、人間の脳の構造を参考にした独自の3重メモリである。関係と物語の核心情報のみを記憶することでキャラクターの感情線と関係を一貫して維持し、会話の流れに合った物語を自動展開することでユーザーが長く対話を続けられる仕組みになっている。WHIFの決済ユーザー基準での1日平均滞在時間は217分に上る。

Bunker Kidsは今回の資金調達を足がかりに、日本と米国を中心としたグローバル市場への展開を加速する方針だ。公式ライセンスIPの拡充を進めるとともに、女性向けコンテンツにとどまらず多様なジャンルのAIインタラクティブコンテンツへと領域を広げる計画だ。

Bunker Kidsのチョン・スンワン代表は「AI技術が発展するほど重要になるのは、モデルそのものよりもユーザーが長く滞在できるコンテンツとIPの競争力だ」と述べ、「WHIFは単純な一問一答型チャットボットではなく、インタラクティブプラットフォームとして革新的なコンテンツエコシステムを作り上げていく」と語った。

CRIT Venturesのイム・ヨンムク審査役は「生成AIの普及によりコンテンツを消費する方法が、見て読むものから直接参加する形へと急速に進化している」とし、「Bunker Kidsが持つAIサービスの開発・事業化能力は、グローバルコンテンツ市場でも高い競争力を発揮すると期待している」と述べた。

原文:https://platum.kr/archives/290918

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