グローバルファッションブランド「Post Archive Faction(PAF)(ポストアーカイブファクション、パフ)」を運営するPost Archive(ポストアーカイブ)が昨年、Kolon Industries(コロンインダストリー)FnC部門から初投資を受けたのに続き、BASS Ventures(ベースベンチャーズ)から追加の資金調達を行ったと明らかにした。投資金額は非公開だ。
2018年にローンチしたPost Archive Factionは、未来まで保全されるアーカイブを作る集団、を意味し、実験性と実用性を最優先に、日常的な素材に画期的な視線をプラスした多様なコレクションを披露してきた。
最近、スポーツウェアブランド「On(オン)」、「District Vision(ディストリクトビジョン)」などとの積極的なコラボレーションにより際立った事例を作り出し、グローバルファッションマガジン「Hypebeast(ハイプビースト)」が選定するグローバルTop 100ブランドおよびデザイナーに3年連続選定された。
Post Archiveは今回の投資を通じて新事業開発、海外市場進出および製品カテゴリーの拡張をさらに加速させる予定だ。ブランド特有の高い感性のデザインとグローバルビジネス感覚を活用して、より大きな市場に進出する計画である。
今回投資を進めたBASS Venturesのヤン・ヒョンジュン理事は「PAFはユニークながらも美しいデザイン、優れたクオリティ、魅力的な商品性をもとにグローバル市場で圧倒的な歩みを見せてきた」とし、「Post Archiveの卓越した製品への果てしないこだわりとグローバルトップのブランドになりたいという大きな野望に惹かれ投資することとなった」と投資の契機を明かした。
Post Archiveのイム・ドンジュン代表は「良質な製品は人々の生活を有益に変化させることができるという信念を持ち、ブランドを運営している」とし、「今回の資金調達を通じ、優れた人材と共に、暮らしにより良い価値を与えるブランド、自尊心を感じられるブランドに作り上げていく」と抱負を明らかにした。