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世界初のAIゲームコーチングを披露、GGQ Company|#Let's スタートアップ

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【#Let's スタートアップ】 世界初のAIゲームコーチングを披露、GGQ Company

世界初の人工知能(AI)を兼ね備えたゲームコーチングプログラムがリリースされる。韓国のスタートアップGGQ Comapanyは、世界中で人気のゲーム「League of Legends(LOL)」をベースに、プロゲーマーと一般ゲーム利用者を対象にコーチングプログラムを披露した。

最近、ソウルの論峴洞(ノンヒョンドン)本社で取材したGGQ Campanyのイ・ヨンス代表(写真)は、「3年間以上開発したゲームコーチングプログラム、「GGQコーチ」を早ければ10月にリリースする計画」とし「全世界で1億5000万人が楽しむLOLを皮切りに、来年にはPUBG(バトルグラウンド)やCrossfire(クロスファイア)のような一人称シューティングゲーム(FPS)を追加し、GGQコーチを全世界のゲーマーがアクセスするプラットフォームにする」と明らかにした。

GGQコーチは、実際のゲーム映像をベースにゲーマーの長所と短所をAIが分析・説明してくれる方式である。GGQ CompanyはこれまでLOLゲーム映像20万個をデータにして、AIがゲーマーの決定的なミスを分析し助言するようにした。特にGGQ Companyは、攻撃や防御に必要なスキルを訓練できるような類似ゲームを作り、練習も可能にする計画だ。イ代表は「すでにアメリカやヨーロッパではゲームを学ぶために時間当たり数十万ウォン(約数万円)を使って、プロゲーマーやベテランゲーマーとつなげてくれるサイトがあるほどゲームコーチングに対する需要が確実だ」と付け加えた。

実際、GGQ Comapanyは3月から全国のネットカフェ30カ所でGGQアシスタントプログラムを披露し、ポジティブな反応を得ている。イ代表は「アシスタントはコーチよりは低い段階で160以上にも及ぶキャラクターとチームメンバー5人の間で調和できるキャラクターを推薦するプログラム」とし、「ゲーマーへのアンケートの結果80%以上がアシスタントに満足感を示しており、5点満点中4.7点を得た」と説明した。10月頃にリリースされる「GGQコーチ」は月1万ウォン(約1000円)以下の低価格に設定する予定だ。彼は「全世界のLOLユーザーの1%だけ利用しても150万人に達する」とし「LOLをはじめ、他の人気ゲームにもコーチングを導入すれば全世界のゲーマーが集まるプラットフォームになるだろう」と明らかにした。

同社はKAISTの博士出身のイ代表をはじめ、Riot Games(ライオットゲームズ)、Blizzard(ブリザード)、SAMSUNG(サムスン電子)などを経験した従業員26人が共に働く。3年余りで130億ウォン(約13億円)を投資誘致したGGQ Comapanyはコーチングプログラムをリリースした後、来年にシリーズB追加投資誘致に乗り出す。


原文:https://n.news.naver.com/article/009/000497207




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