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血糖値を測定して体脂肪管理ソリューションを提案|#Let's startup

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【#Let's startup】血糖値を測定して体脂肪管理ソリューションを提案

lansik

「身体データに基づいて疾病予防と健康管理のためのトータルソリューションを作りたいと思っています。」 

ヤン・ヒョクヨン代表(写真)は最近、毎日経済の取材に対し、このように事業の抱負を明かした。ヤン代表は檀国(タングク)大学医学部を卒業した医師出身の起業家だ。療養病院で働いていた当時、患者が苦痛に苦しみ亡くなるのを見て、問題を感じた。患者が病気に苦しみ、病院に行く前に健康管理を十分に行えるよう手助けしたいと考えた。彼は「診療所にいれば10万人を治療できるが、CT機器を作れば10億人を治療できる」とし、「テクノロジーでビジネスを始めるべきだと思った」と語った。

ヤン代表が率いるlansik(ランシク)は、昨年、血糖コントロールを通じて体重を管理するサービス「glucofit(グルコフィット)」をリリースした。血糖値が急激に上昇すると、グルコースは脂肪に変換され、インスリン分泌とともに貯蔵される。その結果、体重を減らすためには、食品自体のカロリーではなく、摂取時の血糖反応に焦点を当てる必要があることを示す研究が出ている。glucofitはここから出発した。ヤン代表は「体重を増やす食品は人によって違うことがデータで証明されている」とし、「人それぞれ血糖値が急激に上がらない食べ物を見つけることが重要である」と語る。

glucopitは、連続血糖計(CGM)で血糖値をリアルタイムで測定し、専門的なソリューションを提供することで、体脂肪を減らすのを手助けする。

lansikによると、glucopitの顧客は、4週間で血糖値が平均約8%改善した。プログラムの延長率も昨年末基準で80%に達した。lansikは現在、1つのプラットフォームで血糖値の推移チェックをしたり、食事、運動、睡眠などをはじめとする健康状態を記録したり、関連するコーチングを受けたりできる独自のアプリを開発中である。ヤン代表は、「最初の4週間センサーを体につけ、食事の摂取量を記録しておけば、以降はその内容を学習し、実際には測定せずに摂取した食べ物だけを入力することで血糖反応を予測する機能が搭載される」と語った。lansikは、後発企業が今年から本格的に市場に参入すると予想している。ヤン代表は、「急速に成長するために、資金調達をし、すべての職群で大規模な採用を進める予定」と語っている。


原文:https://www.mk.co.kr/news/it/10680591

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