Medir、医師も満足する非対面診療プラットフォームの実現|Let’s スタートアップ

【#Let’s スタートアップ 】Medir、医師も満足する非対面診療プラットフォームの実現
「医療従事者が共感できる方向での非対面医療サービスを実現したいと思います」
Medir(メディル)のソン・ドクス 代表(写真)は最近、毎日経済の取材に対し、このような抱負を明らかにした。誤診や薬物濫用をはじめとする医療界の懸念を払拭するため、Medirの非対面診療プラットフォーム「MEDB(メドゥブ)」は、ハイパーローカルと映像診療をサービス原則としている。
患者本人の現在地に基づき、2キロ以内にある病院で受ける非対面診療を、対面診療の補完的役割として利用するようにした。ソン代表は「電話診療は単に薬を処方できるだけで完結性のある診療が難しく、医師は心配せざるを得ない」とし、「MEDBではリモートで非対面診療を受けた病院を再び訪問し、初診記録を知る医師に相談することができ、誤診の可能性を下げる」と話した。
プラットフォーム内で行き交う機密情報を暗号化し、別途保存は行わないため、一般電話診療に比べ患者の信頼感も大きいと説明する。ソン代表は「他の非対面診療アプリと比較して子供がいる20~40代女性利用者の割合が高い」とし「単純な薬の処方よりは、痛む疾患を真に治療するための需要が圧倒的に高い」と伝えた。
MEDBはソウルと慰礼(ウィレ)の一部地域でサービスを運用している。ソン代表は「年末までにソウルの全地域と一山(イルサン)、板橋(パンギョ)のような新都市に拡張し、来年末までに全国に進出することが目標だ」と話した。
Medirは去る3月、KakaoVentures(カカオベンチャーズ)とDunamu & Partners(ドゥナム&パートナーズ)からプレシリーズA投資を誘致した。収益化のための手数料付加は今後もまったく考えない方針だ。ソン代表は「利用者を十分に確保したら、電子義務記録(ERM)や個人健康記録(PHR)などのデジタルヘルスケアサービスに領域を拡張しようと思っている」と述べた。

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