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【10月資金調達現況】韓国スタートアップ:コンシューマーテック分野|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。


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コンシューマーテック分野:2022年10月資金調達動向

ファッションとフード分野、依然、投資家の関心高く

ファッション、フード分野は依然として投資家の関心が高い分野だ。しかし、企業価値が過去に比べ下落しており、資金調達規模も減少している。

 

BALAAN(バラン)

250億ウォンのシリーズC投資完了、取引額は前年比4倍に急増

高級ブランド品オンラインプラットフォームBALAANが250億ウォン(約26億1,000万円)のシリーズC投資を完了した。2015年に設立したBALAANは、俳優キム・ヘスを広告モデルに起用した後、急速に会員を確保して成長したが、今年上半期に投資市場が悪化するなどし、資金調達が不透明な状況になった。しかし、前年比4倍の取引額を達成したほか、会員数は225万人を確保した。BALAANは今回の投資金で事業の収益構造を改善して品目の多様化を進めるほか、年間取引額1兆ウォン(約1,044億1,500万円)突破と当期純利益の黒字達成を目指す。


Source:スタートアップレシピ


GOPIZZA(ゴーピザ)

250億ウォンの資金調達、グローバル企業に急成長

1人前ピザブランドのGOPIZZA(ゴーピザ)が250億ウォン(約26億円)の資金調達をし、企業価値1,500億ウォン(約156億5,600万円)と認められた。累計投資額は450億ウォン(約46億9,600万円)だ。2017年に設立後、毎年資金を調達して急成長している。現在はインド、シンガポール、香港、インドネシアに進出を果たし、グローバル企業に成長した。今回の投資でCJなど大企業との協業を進め、新規事業モデルを構築するほか、投資をベースに海外市場の攻略を本格化させる。


Source:スタートアップレシピ


 


/media/KORIT編集部
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KORIT編集部

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