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韓国スタートアップ資金調達動向まとめ:2022年12月

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。


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2022年12月:韓国スタートアップ企業投資概要

 調達資金は再び下落し4,805億ウォン、投資件数は91件で低調

12月は資金調達金が再び下落傾向を見せ、4,805億ウォン(約502億5300万円)にとどまった。2022年1月の1兆3,386億ウォン(約1,400億円)と比較すると、64%下落した数値だ。2022年の投資環境の悪化は12月まで続くこととなった。投資件数は91件と、3ヶ月連続で100件以下となった。

 Bespin Globalが1,400億ウォンの資金調達

最も多くの資金を調達したスタートアップは、クラウドデリバリープラットフォームBespin Global(ベスピングローバル)だ。アラブ首長国連邦のIT企業から1,400億ウォン(約147億2,400万円)の投資を受け、両社は合弁法人を設立。中東地域のクラウド成長に伴い協力に乗り出す計画で、追加の資金調達なども予定している。

 

分野別投資分析

・ソフトウェア、コンシューマーテックに多くの資金流入

・1,000億ウォン超の資金調達は1件

・初期段階に投資集中、シリーズC以上はふるわず


 分野別ではソフトウェアに最も多くの資金が集まった。グローバル市場を狙う企業に韓国内外の投資会社の関心が集まった。コンシューマーテックにも多くの資金が流入した。特にブランドパワーを持つフード、ライフスタイル分野のスタートアップが頭角を現わした中、リーガルテックなどの分野にも大規模な投資が行われた。1,000億ウォン(約105億2,400万円)以上の資金調達は1件だった。シードからシリーズAまで初期段階の投資に成功したスタートアップが全体の64%を占め、初期段階には投資が集まったものの、シリーズC以上の投資は全体の3%に満たなかった。100億ウォン(約10億5,000万円)を超える投資は17件だった。初期投資会社の動きが活発な中、海外に進出していたり、海外に本社を置いている韓国のスタートアップに、世界の投資会社の関心を集めている。

/media/KORIT編集部
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