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コンシューマテック分野の韓国スタートアップ6社|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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コンシューマテック分野:2022年5月資金調達動向

ライフスタイルと密接なサービス、投資家の高い関心

フードテックからクリエイタープラットフォーム、Eコマース、ペットまで、ライフスタイルと密接なサービスがこぞって資金調達に成功した。その中でもMZ世代を対象としたクリエイティブエコノミー分野や、新しい形態のモバイルEコマースなどに投資家の関心が集まった。

 

ARMORED FRESH(アーモレッドフレッシュ)

270億ウォンの資金調達、グローバルブランディング確立へ

植物性チーズを開発するフードテック企業ARMORED FRESH(アーモレッドフレッシュ)が270億ウォン(約28億3,600万円)の資金を確保した。「YANGYOO(ヤングユー)」という名称のマーケティングエージェンシーとして始まった同社は、フードテック分野で実績を積み重ねてきた。2021年、海外市場進出のため米国法人を設立し、グローバル市場に乗り出した。最近、YANGYOOからARMORED FRESHに社名変更した。ARMORED FRESHが作る植物性チーズは、乳製品の代わりにアーモンドから抽出した植物性ミルクを主原料に独自開発したフォーミュラを使って作っているのが特徴だ。ARMORED FRESHは今回の投資を通じて、米国とシンガポールなどでグローバルブランディングの確立に乗り出す計画だ。

 

◇資金調達現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.05

270億ウォン

プレシリーズB

KDB産業銀行、ハンファ投資証券、Daesung(テソン)創業投資、セジョンベンチャーパートナーズ、UTCインベストメント、ハナ金融投資、OpenWater(オープンウォーター)インベストメント、ロッテベンチャーズ、D3 Jubilee Partners(ディースリージュビーパートナーズ)、NHベンチャー投資、Aju(アジュ)IB投資

2020.12

62億ウォン

シリーズA

韓国産業銀行、ハンファ投資証券、Pathfinder H(パスファインダーエイチ)、Daesung創業投資、セジョンベンチャーパートナーズ

出典:スタートアップレシピ

 

Knowmerce(ノーマース)

250億ウォンの資金調達、サービス多様化へ

knowmerce(ノーマース)が250億ウォン(約26億2,200万円)のシリーズC投資を完了した。総合アーティストIPプラットフォーム「Wonderwall(ワンダーウォール)」を運営するknowmerceは、複数のアーティストとともにコンテンツやMD制作、オンオフライン公演サービスなどを提供している。2019年に公開したWonderwallは、ハ・ジョンウ、コン・ヒョジン、ギリボーイなど、有名アーティストベースの教育コンテンツを皮切りに、MD商品を活用したコマースサービスやアーティストコラボレーションプロジェクト、オンオフライン公演サービスなどへと拡大。昨年、92億ウォン(約9億6,500万円)の売上を達成した。今回の投資を通じてknowmerceはアーティストのIP価値拡張のため、多様なサービスを展開する計画だ。

 

◇資金調達現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.05

250億ウォン

シリーズC

KDB産業銀行、Dunamu(トゥナム)、Medici(メディチ)インベストメント、Daishin(ダイシン)証券、BSKインベストメント-Shinyoung(シンヨン)証券

2021.05

100億ウォン

シリーズB

KTBネットワーク、韓国投資パートナーズ、韓国投資PE、MegaStudy(メガスタディ)、Dunamu、TIGRIS(ティグリス)

2020.04

40億ウォン

シリーズA

メガインベストメント、ソン・ジュウンMegaStudy会長、YOONMIN(ユンミン)創意投資財団、Dunamu、TIGRIS

出典:スタートアップレシピ

 

BeMyFriends(ビーマイフレンズ)

224億ウォン投資のCJとファンダムビジネスを本格推進

クリエイタープラットフォームBeMyFriends(ビーマイフレンズ)が今年1月の80億ウォン(約8億3,900万円)の投資に続き、5月に投資会社のCJから224億ウォン(約23億5,000万円)の投資を受けた。今回の投資でCJはBeMyFriendsの2大株主になり、両社は協力してファンダムビジネスを本格推進する。BeMyFriendsはBTSを育てたHYBE(ハイブ)のファンコミュニティサービスであるWeverse(ウィーバース)を作った人材が設立したことで注目された。最近、誰もがファンダムプラットフォームを直接作って収益化できるグローバルサービス「b.stage(ビーステージ)」を開始した。今回の投資でBeMyFriendsは、CJが保有する多様なKコンテンツIPやブランド、インフラと、b.stageとを連携させ、事業シナジーを最大化させる計画だ。

 

◇資金調達現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.05

224億ウォン

非公開

CJ、CJオリーブネットワークス

2022.01

80億ウォン

非公開

SAEHAN(セハン)創業投資、GS(ジーエス)、Dreamus Company(ドリームスカンパニー)

2021.08

25億ウォン

シード

 SAEHAN創業投資、GS、Sparklabs(スパークラボ)

出典:スタートアップレシピ

 

RXC(アールエックスシー)

200億ウォンの資金調達完了、製品群の拡大計画

モバイルEコマースのスタートアップRXC(アールエックスシー)が、200億ウォン(約20億9,900万円)の投資を完了した。昨年、設立と同時に200億ウォンのシード投資を調達したのに続き、200億ウォンの資金を確保した。RXC はcoupang(クーパン)の創立メンバーや、TMON(ティーモン)前議長のユ・ハンイク代表が設立して注目を集めた。最近、EコマースサービスPRIZM(プリズム)に出資した。今後、様々な企業と協業し、製品群を増やしていく計画だ。

 

◇資金調達現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.05

200億ウォン

プレシード

ライフスタイル中央準備法人、ジェットベンチャーキャピタル、LBインベストメント

2022.07

200億ウォン

シード

A morepacific(エイモアパシフィック)、F &F(エフ・アンド・エフ)、毎日乳業、LBインベストメント、未来アセットベンチャー投資、Ascendo(アセンド)ベンチャーズ、NEOVALUE(ネオバリュー)

出典:スタートアップレシピ

 

Fitpet(ピットペット)

ペット業界では最高額の200億ウォンの資金調達、ペット保険会社の設立計画

ペットヘルスケアのスタートアップFitpet(ピットペット)が、ペット業界では最大金額となる200億ウォン(約21億円)の資金を調達した。投資会社はFitpetがペットの生涯にわたって様々なニーズを満たすことができるペットスーパーアプリとしての成長可能性を高く評価した。2017年に設立したFitpetは、ペットの尿検査を通じてモバイル検査ができる「Ahead(アヘッド)」をはじめ、毛髪検査キットや口腔検査ツールなどを発表した。ペット用品を販売するFitpetモールや、動物病院プラットフォームなどで事業を拡大。今回の資金調達を契機に、ペット保健データベースを基にしたペット保険会社の設立に拍車をかける計画だ。

 

◇資金調達現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.05

200億ウォン

シリーズC

BRVキャピタルマネージメント

2021.06

70億ウォン

シリーズB

未来アセットキャピタル、未来アセットベンチャー投資

2020.10

160億ウォン

シリーズB

プレミアパートナーズ、LSKインベストメント、未来アセットキャピタル、サムスンベンチャー投資、LBインベストメント、PNPインベストメント

2019.06

53億ウォン

シリーズA

LBインベストメント、未来アセットキャピタル、サムスンベンチャー投資、Spring Camp(スプリングキャンプ)

2018.11

5億ウォン

支援金

TIPS(ティップス)

2018.09

非公開

非公開

未来アセット-GSリテール

2018.08

非公開

シード

D.CAMP(ディーキャンプ)

出典:スタートアップレシピ

 

Handhug(ハンドハグ)

77億ウォンの資金調達、クリエーターエコノミーのリーディングカンパニー目指す

クリエイターコマースプラットフォームHandhug(ハンドハグ)が77億ウォン(約8億円)の資金調達を行い、100億ウォン(約10億5,100万円)規模のシリーズAの調達を完了した。2015年に設立したHandhugは、クリエイターが収益を生み出せるワンストップソリューションを提供している。クリエイターの累積精算額は40億ウォン(約4億2,000万円)を超え、Handhugの売上は2021年に前年比3倍以上増加した。Handhugは今回の投資で、クリエイターの商品が大衆的なブランドとなるよう独自のソリューションを提供し、クリエイターエコノミーのリーディングカンパニーとして成長することを目指す。

 

◇資金調達現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.05

77億ウォン

シリーズAブリッジ

ハンファ生命保険、The Wells(ザウォールス)インベストメント)、Innopolis(イノポリス)パートナーズ、新韓キャピタル、KCLAVIS(ケイクラビス)インベストメント

2021.08

25億ウォン

シリーズA

プラチナム技術投資、LAGUNA(ラグナ)インベストメント、Infinitum(インフィニタム)パートナーズ、Seoul & Partners(ソウル・アンド・パートナーズ)

2017.01

非公開

非公開

Cognitive(コグニティブ)インベストメント

出典:スタートアップレシピ

/media/KORIT編集部
記事を書いた人
KORIT編集部

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