【4月資金調達現況】韓国スタートアップ:コンシューマテック分野|月間スタートアップレシピ
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
Copyright 2022 © Media Recipe. All Rights Reserved.
コンシューマテック分野:2023年4月資金調達現況
プラットフォーム・スタートアップへの投資が減少
コンシューマテック分野を中心としたプラットフォーム・スタートアップへの投資が減少している。韓国内のユニコーンのほとんどがプラットフォーム企業であることから、プラットフォーム投資の下落はエコシステム全体に赤信号が灯ったといえる。
BIRD VIEW(バードビュー)
200億ウォンのプレIPO資金調達、ビューティースーパーアプリ構築へ
化粧品情報提供アプリ「HwaHae」(ファヘ)を運営するBIRD VIEW(バードビュー)が200億ウォン(約20億9,900万円)のプレIPO資金調達をした。HwaHaeは2013年に開設したモバイルビューティープラットフォーム。化粧品成分を含む27万件以上の製品情報、750万件のレビューデータに基づいて、肌タイプ別の情報検索、製品の推薦などのパーソナライゼーションサービスを提供している。2018年の資金調達以降、成長を続けている。今回の投資金で超個人化サービスを提供するためにAI技術力を強化し、ビューティースーパーアプリへの飛躍を目指す。また、今年第2~3四半期に上場予備審査の請求書を提出し、KOSDAQ(コスダック)上場に向けた準備を本格化させる計画。
MUNTO(ムント)
52億ウォンの資金を確保、コミュニティプラットフォームのサービス強化へ
コミュニティプラットフォームMUNTO(ムント)が52億ウォン(約5億4,500万円)の資金を確保した。累積投資額は72億ウォン(約7億5,500万円)だ。MUNTOはMZ世代をターゲットに、ミニ集会から持続型コミュニティ、共通する興味・関心事の情報を共有するフィード型コミュニティまで、様々な形態のオン・オフラインコミュニティサービスを提供している。2017年にスタートして法人に発展し、2021年1月、運用開始25ヶ月で累計コミュニティオープン数18万件、累計会員数52万人を達成した。今回の資金調達を通じて、共通する興味・関心事をベースとしたソーシャルライジングからマーケットプレイスまで、興味・関心事ベースのスーパーサービスへ飛躍を目指す。
関連記事
-
スタートアップ支援金打ち切り問題、TIPSだけ信じていいのか?
#韓国 #スタートアップ #資金調達 -
投資の低迷期に革新を生み出すスタートアップになるには
#韓国 #スタートアップ #ユニコーン企業 -
【ちょい事情通の記者が送るキュレーティングレター】
#ちょい事情通の記者 #韓国 #AI #ChatGPT -
【そのとき投資】LIVIT、気候危機のゲームチェンジャー「タンソリューション」を提示する
#ちょい事情通の記者 #気候テック #炭素 #環境 #スタートアップ -
【ちょいやり手の社員】catchtable、月500万ウォン(約54万円)のマーケティング予算で100万人のユーザーを集める
#ちょい事情通の記者 #マーケティング #フードテック #SaaS -
ショートフォームコンテンツ時代のスタートアップのマーケティング戦略
#韓国 #スタートアップ #マーケティング #アドテック