代表 イ・ジョンリン
ユニバースブランドグループ(UBG)代表。「第16回 大韓民国デザイン大賞」(2014年)、「ソウル特別市長表彰」(2015年)、世界的なデザイン賞「iFデザインアワード」(2016年)など数々の受賞歴を持つ。
デザインおよび空間マーケティングの分野で高い評価を受け、数々のデザイン賞や公的表彰を受賞。現在は、展示会・博覧会産業におけるデジタル化(DX)とサステナブルな空間構築を牽引するとともに、日本最大級のビューティー展示会『UNIVERSE BEAUTY TOKYO』や新たな流通チャネル『STAY SHOP』を展開している。
目次
貴社について教えてください。
当社は、展示会開催後に発生するブース撤去廃棄物の削減を目指し、サステナブルなペーパーブースを制作・納品する会社として創業しました。
その後、現場の課題に合わせて段階的にサービスを拡張し、展示会向けオールインワンサービスやサブスクリプション事業、参加申請をデジタル化する「내 손안의 EXHIBITION(手のひらのEXHIBITION)」システムの構築などを手掛けてまいりました。現在は第4世代の取り組みとして、ヒットIPコンテンツを活用した日本最大規模の展示会事業へ参画しています。
日本市場について、どのように捉えていますか?
日本は展示・博覧会産業の歴史と規模において世界有数の巨大市場である一方、運営体制にはいまなおアナログな慣行が多く残されています。UBG(ユニバーサルビューティーグループ)は、この巨大な市場に対してデジタルベースの展示管理システムと、施工廃棄物を削減するサステナブルな展示ソリューションを投入し、新たな業界標準(デファクトスタンダード)を提示したいと考えています。
さらに、日本はKビューティー(韓国コスメ)の輸出先として米国・中国に次ぐ第3位の主要市場であり、現在も成長を続けています。地理的な利便性から相互の観光客数も増加しており、新製品のテストマーケティングやインバウンド需要による売上も拡大傾向にあります。もちろん海外進出特有の難しさも存在しますが、それを考慮しても隣国である日本は、文化的に近い面もあり長期的かつ安定したビジネスモデルを構築できる極めて魅力的な市場だと確信しています。
イベントを企画された背景と、その目的について教えていただけますか?
日韓両国で大小さまざまなビューティー展示会が開催される中、私たちは従来の枠組みを超えた「明確に差別化されたビューティー博覧会」の企画を模索していました。
その大きなきっかけとなったのが、Coupang Play(クーパンプレイ)で話題を呼んだ韓国初のビューティーサバイバル番組『ジャストメイクアップ(JUST MAKEUP)』です。2026年にシーズン2の放送も控えるこの強力なIP(知的財産)の影響力と、当社が長年培ってきた展示会運営ノウハウを掛け合わせることで、全く新しい体験型の博覧会が作れると確信いたしました。そして、Kビューティーへの関心が非常に高く、成長著しい日本市場でこそ展開すべきだと考え、日本での開催を決定いたしました。
今回の最大の目的は、イベントの盛り上がりだけに留まらず、Kビューティーブランドが日本市場へしっかりと定着できる持続可能なエコシステムを構築することです。展示会の開催とあわせ、日本現地のプレミアムホテルと連携した新たな独占流通プラットフォーム『STAY SHOP』を立ち上げ、東京・大阪・名古屋・福岡などの主要都市を中心に、参入企業の日本進出に尽力してまいります。
今回開催されるイベントについて、概要や見どころを教えてください。
今回のイベント「UNIVERSE BEAUTY TOKYO(ユニバースビューティー東京)」は、当社が初めて主催する日本最大規模のビューティー展示会です。サバイバル番組『JUST MAKEUP』の臨場感と世界観を、そのままオフラインで体感していただける場となっております。
出展企業様には、シーズン1・2に出演する豪華なMC、審査員、優勝者らとの多角的なコンテンツコラボレーションの機会をご用意しています。会場内では、画面越しでしか見られなかったプロのメイクアップデモや特別セミナーを間近で体感できるほか、現場での限定ライブコマース、アワード授賞式、著名アンバサダーの招致、さらにはK-POPパフォーマンスまでを一堂に集めた「体験・没入型のB2Cフォーマット」を採用し、会場全体で圧倒的な熱量を創出します。
さらに、これまで日本のビューティー展示会を成功に導いてきた実績と信頼を基に、日本全国のホテルインフラを活用した新概念のオンライン・オフライン(O2O)流通チャネル『STAY SHOP』も披露いたします。単なる展示会の枠を超え、リアルな体験と革新的な流通チャネルが融合した、これまでにないビューティーイベントの姿をぜひご期待ください。

御社の今後のビジョンをお聞かせください。
展示会は、対面ビジネスと空間デザインマーケティングが融合した、オフライン産業の中心地です。200年前のロンドンやパリの万国博覧会に始まる長い歴史を持つ一方、その運営体制は驚くほど20世紀のまま停滞しています。未だに郵便やFAXが多用され、手作業での予約管理が残るなど、業界全体のデジタル化の遅れは顕著です。また、不透明なブース決定プロセスや言語の壁は、中小企業やスタートアップに過剰な人件費や代理店コストという重荷を課しています。ほかにも、ユーザー体験(UX)の面でも、紙のパンフレットより使い勝手の悪い公式アプリや、非効率な個人情報収集に終始しているのが現状です。
UBGはこの停滞した産業に、確かなイノベーションを起こしていきます。
私たちは「シームレスなデジタルプロセス」と「施工廃棄物を削減する環境配慮型素材」の2つを柱に、展示環境そのものを再定義します。単なる一回限りの催しの繰り返しではなく、独自のコンテンツと本質的なビジネスの繋がりが持続的に循環する場所——『展示・博覧会ユニバース』の実現こそが、私たちが目指す今後のビジョンです。

UBG
HP:https://www.ubg.co.kr/index.html
イベント詳細:
https://www.ubg.co.kr/detail.html
STAY SHOP JAPAN-HOTEL詳細:
https://www.ubg.co.kr/stayshop.html
