本記事では、韓国観光公社の「2026観光プラステックブリッジプログラム」に選定されたenkorwithusをご紹介します。
「2026観光プラステックブリッジプログラム」は、技術企業の観光分野への事業拡大を支援する観光事業化支援プログラムです。韓国の国家研究開発事業(R&D)への参加実績を持つ企業の中から、人工知能、スマートモビリティ・航空・交通、フィンテック、持続可能な観光の4分野で有望企業が選定されています。
目次
副業が本業に、「外国人向け家探し」の需要を確信し会社設立
当社enkorwithusは、韓国に中長期滞在予定の外国人に安全かつ快適に生活できる滞在先を提供し、スムーズな韓国生活をサポートする、外国人向け韓国中長期宿泊予約サイト「Enkostay」を運営しています。
実は、私は起業して何かをしたいという具体的な目標があったわけではなく、会社員をしながら副業でできる仕事を探していました。そんな時、韓国に来る外国人がとても多いこと、そして彼らが家探しにとても苦労していることを聞いたんです。
そこで、外国人が簡単に借りられて、安心して住めるような外国人専用シェアハウスを、まずは副業で始めてみようと考えたのです。
ところが、いざ運営を開始すると、連絡や予約のリクエストが絶え間なく入ってきました。需要に応えるため、シェアハウスの数を増やし続け最終的には30件ほどまで拡大しましたが、副業という形では、その需要に応えきれなくなってしまったんです。そこで、勤めていた会社を辞め、外国人向けシェアハウス運営を本業として取り組むようになりました。
それに加えて、シェアハウスの関係者や物件の貸主の方から「私も外国人を迎え入れたいのだが、どうすればいいか教えてほしい」と尋ねられることも増えていきました。こうした中で、これをプラットフォーム化できるのではないかと考え、「誰でも簡単に部屋を掲載でき、外国人が契約できるプラットフォーム」として、Enkostayをローンチしました。
法令遵守で透明性高く、韓日英中の4か国語対応体制
私たちのサービスの強みは、何と言っても「外国人フレンドリー」であることです。
韓国では通常、家を借りる際には高額な保証金を払わなければいけないことが多いですが、Enkostayでは保証金なしでの入居が可能です。
また、韓国では留学やビジネスで3カ月以上滞在する場合に、外国人登録をしなければならず、その手続きに欠かせないのが居住地証明書類です。当社は法的許可を得ているため、この書類の発行ができます。さらに、希望の入居期間を柔軟に調整できる点も、利用者の方々から好評をいただいています。
他にも法令を遵守し、透明性が高い運営を徹底している点は、事業的にも高く評価されています。
どこの国でも同じだと思いますが、外国人が現地で家を探す際、言語の壁はもちろんのこと現地人よりはどうしても不利な条件になってしまいます。当社のサービスでは、外国人だからという理由で不利益を被らないように手厚くサポートし、交通の利便性や周辺の住環境、そしてコスト面で、利用者が最適な滞在先を見つけられるように、煩雑な手続きも分かりやすく案内しています。
また、CSチームでは、韓国語、日本語、英語、中国語の4ヶ国語に対応できる体制を整えています。

日本語にも対応している公式サイト
お互いの文化を分かり合うための丁寧なコミュニケーション
この事業を運営する上で一番難しさを感じているのは、「文化の違い」です。
例えば、ゴミの分別。
日本は韓国と似ていて、ゴミの分別方法がかなり細かく決められていますよね。ですが、国によってはゴミを細かく分別せずに捨てる国もあります。
このように、韓国と外国の文化や社会システムが違うことで起きる摩擦を、完全になくすことはできません。
しかし、このようなトラブルにも、当社はひとつひとつ誠心誠意、迅速に対応してきました。これまで大きなトラブルに発展したことはありませんし、むしろ小さな摩擦がきっかけで相互理解を深められ、「Enkostayがあったから、気持ちよく滞在できた」という良いレビューに繋がった事例の方がはるかに多いです。
事業を行う上で、「自分たちの国にはないから分からなくて当然だ」と異文化を拒絶するのではなく、お互いの文化を分かり合えるようなコミュニケーション体制を築くことが、何よりも大事なことだと気付かされることも多いです。
入念な市場調査が事業拡張のカギ
このサービスを運営していて、つくづく感じることは、「サービスビジネスは、仮説、サービス品質、マーケティングの三拍子が揃ってはじめて成功する」ということです。
特に仮説を十分に検討せずに立ててしまうと、一気に成功から遠ざかってしまうと思います。
私たちはすべてのプロジェクトを進める前に、入念な市場調査を行い、しっかりと客観的な仮説を立てます。そのうえで、確実にスケールアップできると判断してから、本格的に事業を推進していきます。
トライアンドエラーを頻繁に繰り返して成長していくスタートアップ企業もありますが、「トライする前によく考え、調査を行い、極力エラーが出ないように事業設計をすること」が、私の経営哲学です。
2027年1月に日本へ本格進出、アジア全域での売上拡大を目指す
私たちは、2027年1月、いよいよ本格的に日本市場に進出します。
日本では、韓国より先に少子高齢化が深刻化し、それに伴う人手不足を解消しようと外国人労働者の受け入れが進んでおり、外国人が住まいを探すニーズが高まっています。
しかし、外国人が日本国内で家を探すのは、言葉の壁に加え、法律上の問題などがあり、煩雑さを極めます。私たちのサービスは、まさにそのような問題を解決するためにあります。
これから日本国内で戦略的にマーケティングを行いながら、日本国内の留学エージェントや駐在員を抱える外資系企業などとのパートナーシップ締結を実現できるように活動していきたいと考えています。5年後には、韓国国内の売上を上回る規模のグローバル売上を日本をはじめとするアジア全域で生み出し、業界を引っ張る存在になりたいです。
当社の事業にご関心のある方は、ぜひいつでもご連絡ください。

enkorwithus
HP:https://stay.enko.kr/
Instagram:https://www.instagram.com/enkostay_korea/
