誰でもインテリアデザインができるように|株式会社Archisketch -イ・ジュソンCEO
株式会社Archisketch -イ・ジュソンCEO
Archisketch(アーキスケッチ)創業者兼代表取締役であり、韓国家具産業協会および韓国室内建築家協会の理事を務める一方、コリアスタートアップフォーラムの運営委員としても活動している。
-Archisketchはどのような会社でしょうか?
私たちArchisketchは3Dインテリアソリューションを提供する会社です。
マーケティングセールスからインテリアデザインまで一度にできるソリューションと言えます。
そしてビジョンのような場合は、“Everyone can do Interior design“つまり、「誰でもインテリアデザインをできるようにする」ということを掲げています。
それを簡単でスピーディーに、かつ信頼性の高いサービスにすることが私たちの会社のミッションであり、その中にあるビジョンは不透明なインテリアの市場を技術を駆使して透明で信頼できる市場に変更することが、私たちの会社のビジョンです。
-貴社が提供するサービスの観点や特徴、差別化があれば教えてください。
弊社の強みは、PCにインストールする必要がなく、クラウド上でサービスを利用できる点です。さらに、専門知識がなくても、1週間使うだけでインテリアデザイナーの90%レベルに到達できるのが大きな特徴と言えると思います。
-どのような具体的な活用事例を挙げることができますか?
個人利用の場合、引っ越し前に自分の新居を検索し、その図面を使って仮想的にインテリアを試せる点がメリットです。
BtoBの場合、オフラインで顧客が来店した際に、顧客が自分でカスタマイズし、見積もりを作成しながらデザインも行える利点があります。
具体的に、BtoCの代表的な顧客としては「Ohouse」というサービスを多くの人が利用しています。一方、BtoBでは韓国のFURSYS、iloom、Casamiaなどがオフライン相談時に弊社のサービスを利用しています。
-日本市場をどのように見ているのか、日本進出を目指す理由があれば教えてください。
韓国市場と日本市場は似ていて、私たちが韓国で取り組んでいるビジネスモデルとほぼ同じことができると考えています。
私たちが今日本に進出しようとしている理由は、地域コミュニティを作り、私たちのミッションやビジョンに共感する人々と協力して取り組むためです。
韓国と日本市場の違いは、日本では不動産会社とのパートナーシップを活用して展開を進める予定である点です。一方、韓国では家具会社との協力を通じて事業を進めているところが異なります。
-インテリアにセンスがない人でも、おすすめしてもらうことは可能でしょうか?
AIを使ったデザインテンプレートにより、数回のクリックで自宅の図面にインテリアを簡単に適用できる技術を提供しています。これにより、誰でも簡単にインテリアができると期待しています。今後のインテリアAIの方向性としては、ユーザーがカスタマイズしながら、AIが自動でインテリアデザインを行ってくれることを目指しています。
また、家具が自分の部屋に入るのかという部分についても、不動産会社から図面を受け取れば、それを私たちのアルゴリズムに取り込むだけで、すぐに3Dに変換できます。これにより、家具の配置やインテリアの感覚を簡単にシミュレーションできるようになります。
実写のようなクラウドレンダリング技術も提供しており、この技術を使うことで、お客様は、自宅が実際にどのような雰囲気になるかをリアルに確認できます。
-最後に、今後の展望やビジョンについてお聞かせください。
今後、私たちはグローバル展開を進め、各国でコミュニティを作り、そのコミュニティを通じてユーザーのビジョンを実現することを目指しています。
現在、特に注力しているのは日本市場です。日本で成功すれば、他国への進出のモデルケースとして、展開していきたいと考えています。
コミュニティでは、まず「デザインコミュニティ」として機能させ、インテリアデザイナーが必要とするIT、セールス、マーケティングなどのサポートを提供します。
私たちのソリューションを活用し、その事例を共有しながら、ビジョンとミッションに基づき、社会をより良い方向へ導いていきたいと考えています。
株式会社Archisketch -イ・ジュソンCEO
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