世界でAIサービスに有料課金しているユーザーは、世界人口の1%にも満たないことが明らかになった。AI技術の急速な普及にもかかわらず、収益化はまだ初期段階にとどまっていることが示された。

グローバル市場調査企業App Annie(アプリアニー)の後継であるData.aiが最近発表した報告書によると、生成AIアプリの全世界ダウンロード数は2年間で413%増加し、決済金額は516%増えた。テキスト生成型AIサービスが成長を主導し、利用者数は491%、利用金額は609%急増した。年代別では20代(37%)と30代(32%)が全体の約70%を占めた。Sensor Tower(センサータワー)の「2026ステートオブモバイル(State of Mobile)」の報告書によると、韓国の生成型AIアプリでの決済売上高は昨年、2億ドル(約318億3100万円)を突破して前年比450%急増した。

これらの数値が示すところは、解釈によって分かれる。悲観的に見ると、数千億ドル(数十兆円)の投資にもかかわらず、実際に金を出すユーザーはごく少数で、AI産業の収益基盤が期待に比べて脆弱(ぜいじゃく)だというサインといえる。一方では、有料転換率3〜5%がむしろ市場の初期段階であることを示しているとの見方が出ている。Menlo VenturesのショーンカロランパートナーはレポートでAIが複雑な作業を最初から最後まで処理することになる時、真の機会が開かれるとし、現在、ほとんどのユーザーは単純な作業にとどまっていると語った。OpenAIは2030年までに有料利用者を2億2,000万人にする目標を掲げている。

結局、AI産業の現在の段階は、技術の導入スピードと収益化スピードの間の狭間にあると定義される。技術の発展は既に日常に達しているが、売上はまだ可能性のしきい値を超えていない。この格差が縮まるスピードがAI産業の次の局面を決定するだろう。

原文:https://platum.kr/archives/284089