AI CRMマーケティングエージェント企業blux(ブルックス)が、データ分析から企画、実行までCRMマーケティングの全過程を単一環境で自律運営する「blux 2.0」を披露する。
bluxは2025年11月、対話型AI CRMマーケティングエージェント「blux 1.0」をリリースした。bluxは自然言語コマンドとクリック型の提案により、経験のないマーケターや開発者・デザイナーがいない小規模な組織でもCRMキャンペーンを進められるよう支援するサービスである。1.0がデータを分析してチャートやインサイトを提供する役割だったのに対し、2.0はキャンペーンの実行段階まで自律化されている。これにより、マーケターの役割は手作業のセッティングから、検討・承認中心の意思決定へと移っていくという説明だ。
2.0では、開始条件や分岐、終了条件が絡み合う自動化シナリオの設計をエージェントが初案から完成まで処理し、Kakao(カカオ)のアラームトークテンプレート作成や承認申請も自ら行う。ブランドの既存イメージを学習してトーンやルールに沿ったプロモーション素材を作成し、指定した時刻にキャンペーンを確認し、改善案を出すスケジュール機能や、大規模な作業を並列処理するサブエージェントエンジンも搭載された。シナリオ設計の負担、アラームトーク審査への対応、デザインリソース不足など、顧客企業の現場から繰り返し寄せられた要望を反映した結果だという同社の説明だ。
利用指標も公開した。同社によると、エージェントのリリース以降、累積セッション数は3,700件、累積対話メッセージ数は10万件を超え、月間対話量は2月の約1,400件から7月には約3万5,000件まで増加した。直近7週間でエージェントが生成したマーケティング資産は、ターゲットオーディエンス464個、キャンペーン270個、自動化シナリオ109個など910件超に上る。
さらにbluxは次作のロードマップも併せて提示した。3.0は、キャンペーン実行前に予想売り上げと転換成果を算出してランキング化し、送信対象の収益性をリアルタイムで分析して損益が合わない対象を自動除外するなど、成果検証・最適化まで自律運営することを目標とする。
イ・ジヒョクblux代表は「実際の現場での実使用を基に高度化した2.0を通じて、分析から実行までの自律化が現業の現実となったことを実証した」とし、「2.0がマーケティング実行の自律化を示したのに対し、今後3.0を通じて成果予測と最適化まで自ら行う次世代CRM環境を構築する方針」と述べた。

