ペットボトル1本あたり10ウォン(約1円)を還元する無人回収機「スセム」がソウル市江北区一帯に100台設置される。
スセムを運営するスタートアップinobus(イノバス)は26日、江北区に最大100台の無人回収機を供給すると発表した。現在、江北区内の「Dream Forest LOTTE CASTLE(夢の森ロッテキャッスル)」や「Dream Fores Harrington Place(夢の森ヘリントンプレイス)」など、主要なマンション団地ですでに設置が進んでおり、江北区庁では6月30日まで設置希望団地の申請を受け付けている。
スセムは、AI自動選別システムを通じて高純度の透明ペットボトルを選別・回収する無人回収機だ。利用者は、分別排出を行うことでペットボトル1本あたり10ウォンの報酬を受け取ることができる。
inobusは、こうして選別されたペットボトルを中間処理を経ずに直接リサイクルセンターに運ぶことで、選別コストの削減とリサイクル効率の向上を実現している。同社によると、スセムで収集されたペットボトルの純度は99.5%に達しているという。
inobusの関係者は、「従来の無人回収機は住民センターや公共の場所に設置されており、マンション居住者の利用が難しいという課題があった。」とし、「マンション団地内に設置されたスセムにより、リサイクル参加へのハードルは大幅に下がる。」と話した。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025052612551536345