データドリブンマーケティング企業のStorelink(ストアリンク)が、日本市場で展開しているレビューテックプラットフォーム「pugshop(パグショップ)」を「POINTAIL(ポインテール)」としてリニューアル・ローンチする。

日本の20~40代女性を主なターゲットとし、ブランド認知の拡大とVOC(消費者の声)収集を可能にするレビューマーケティングソリューションを提供する。

今回のリニューアルの核心は、日本市場でのマーケティング効率の向上とローカライズの強化だ。Storelinkが、韓国で数年間蓄積したデータ分析とレビュー運営ノウハウがPOINTAILのプラットフォームに積極的に反映されている。

広告主は、日本の消費者の情報収集傾向やコンテンツ消費の流れを直接把握でき、それに基づいたマーケティング戦略の構築が可能になる。すべてのマーケティングキャンペーンは、申請からレポート確認までを一つのプラットフォームで完結でき、不要な業務プロセスが大幅に削減される。

特に注目されるのが、新たに導入される「ビッディング型インフルエンサー・マッチングシステム」だ。従来のようにプラットフォームがインフルエンサーを一方的に指定するのではなく、広告主が商品を登録すると、インフルエンサー側が自ら参加意思を示し、レビュー報酬条件を提示する仕組みとなっている。

広告主は、複数の提案を比較し、自社商品に最も適したインフルエンサーを選ぶことができるため、時間とコストを削減することができる。

実際の成果も出ており、ある美容ブランドは、POINTAILのベータ版を通じてインフルエンサーファンダムマーケティングを実施したところ、日本の美容系コマースプラットフォームで1~3位にランクインし、月間売上が5,000万ウォン(約500万円)以上増加したことが確認された。

Storelinkは現在、様々な成功事例やPOINTAILなどの専門プラットフォームを基盤に、日本進出を目指す韓国の美容ブランドのクロスボーダーマーケティングを支援している。Qoo10(キューテン)、楽天、Amazon(アマゾン)などに最適化したマーケティング戦略の立案はもちろん、現地インフルエンサーとの連携によるファンダム形成、パフォーマンス広告、バイラルマーケティングまで全過程に対応している。

Storelinkのチョン・ヨンウン代表は、「POINTAILは単なるレビュープラットフォームではなく、日本の消費者との信頼を土台としたマーケティングチャネルへと進化している。」とし、「6月までに第2次アップデートも予定されており、これを通じて今後は飲食店、美容室、ネイルサロンなどオフラインにも領域を拡大していく計画だ。」と話した。

さらに、「日本市場への進出を目指す韓国の美容企業にとって、POINTAILは現地市場を迅速かつ的確に攻略するための最適なパートナーになるだろう。」と付け加えた。

原文:https://platum.kr/archives/262620