去る10月22日から24日にかけて、千葉県・幕張メッセにてJapan IT Weekが開催された。

国内最大級のIT総合展示会として知られる本イベントには、日本企業はもちろん、海外からも多数の企業が参加。会場全体から、各国の日本市場への関心と期待の高さを感じることができた。

特に韓国企業の参加が目立ち、過去最大規模とも言える数のスタートアップや関連機関が出展。韓国国内では、近年スタートアップの海外進出支援が活発化しており、本イベントにおいてもNIPA(韓国情報通信産業振興院)やKICTA(韓国ICT協会)、CNTTech等複数の機関が日本市場をターゲットとする企業の出展を後押しした。

特にNIPA(韓国情報通信産業振興院)のブースでは、業種別に複数の展示スペースを設置。多くの来場者が新しい技術に強い関心を寄せる姿が多く見られた。
各社のブースでは、通訳を介して丁寧に製品説明を行う様子や、代表自ら日本語で説明を行う姿も見られ、日本市場への本格参入に向けた熱意を感じられた。

出展した韓国企業の多くからは、「日本企業が自社の技術に関心を示してくれた」「パートナー企業を探す第一歩となった」など、前向きな反応が寄せられた。
また、イベントに合わせて前日にはKDB(韓国産業銀行)やLOTTE VENTURESなど、韓国の主要機関が主催する日本進出支援プログラムやネットワーキングイベントも開催され、展示会前後を通じて両国間の交流が活発に行われた。

単なる展示会にとどまらず、韓国スタートアップにとって日本市場進出への重要な足掛かりとなる機会となった。

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