AIベースのグローバルベッドバンク(Bedbank)ソリューション企業allmytour(オールマイツアー)が、日本最大のIT総合展示会「2025 Japan IT Week」に参加し、AX(AI Transformation)ベースの旅行ソリューションを披露した。

「Japan IT Week」は企業のビジネス成長のためのITソリューションの探索と業界交流のために毎年春と秋の2回開催される総合展示会で、22日から24日まで、700社余りの企業と観覧客約3万人が参加した。

allmytourは新韓FUTURE’S LAB(フューチャーズラボ)の育成企業として今回の展示会に公式参加。参加企業の中で唯一のトラベルテック企業として、自社の旅行ソリューションを紹介した。会場では、自社開発したAXベースのグローバルB2Bクラウドチャネリングソリューションと旅行会社専用のWebブッキングソリューションを実演した。このソリューションは、世界中の宿泊施設のリアルタイムの空室確認と販売、予約をAIで自動化したことが核心で、日本のホテルや旅行産業の業務効率を高め、人手不足の解消を目指す。

allmytourは展示会初日の基調発表で「運営の非効率と人手不足に苦慮している日本の旅行市場でデジタル転換(DX)は選択ではなく必須だ」とし、「AIベースの自動化ソリューションで現場の問題を解決し、旅行産業の全ての主体が共に成長できる新しいエコシステムをつくっていく」と明らかにした。

allmytourは日本市場で成果を積み、ポジションを固めてきた。今年上半期には、日本最大のアウトバウンド旅行会社に挙げられる阪急交通社とタッグを組み、エアテル、送迎サービス、アクティビティなど、様々なオプションを含むバンドリングパッケージ商品を発表した。こうした協業を基に、本格的に日本進出に乗り出したallmytourは、現地の旅行市場攻略に拍車をかける計画だ。

allmytourは日本の旅行会社やDMC(Destination Management Company)と商談を行い、旅行ソリューションの導入のための協議を進めている。5月、宿泊商品リレー企画展とアーリーバードバウチャー特典で人気を集めた新韓カード「All That Travel(オールザットトラベル)」とのパートナーシップに続き、新韓銀行の日本法人、SBJ銀行との協業も協議中だ。現在、日本支社の設立を準備している。

allmytourのソク・ヨンギュ代表は「パンデミック終了後、世界旅行の需要は増加しているが、韓国と日本の旅行業界は『人手不足と鈍いAX進行』という共通の課題を抱えている」とし、「韓国で蓄積した成果と日本市場に対する理解を土台に、日本の宿泊・旅行産業のDX/AX革新のために努力していく」と明らかにした。

原文:https://platum.kr/archives/273387