不動産トークン証券(STO)プラットフォーム「SOU(ソユ)」を運営するLucent block(ルーセントブロック)が31日、インターネット銀行であるKakao Bank(カカオバンク{22,950ウォン▲100+0.44%})と、デジタル証券市場へのアクセス性拡大と安全なインフラ構築に向けた業務協約を締結したと明らかにした。

今回の協約は、デジタル証券(STOなど)市場の健全な成長と投資家のアクセス向上を狙いとしたものだ。両社は、△デジタル証券市場への一般投資家のアクセス拡大に向けた事業推進、△デジタル証券市場の安全なインフラ構築のための提案および改善協力、△各プラットフォームのユーザーおよび投資家向けの情報提供と教育コンテンツ支援、などの分野で協力していく予定だ。

Lucent blockは、2021年に金融委員会の「革新金融サービス」に指定されて以来、ブロックチェーンと電子証券インフラを融合した不動産STOプラットフォーム「SOU」を運営している。現在はSTO流通市場の許認可手続きを進めている段階で、今回のKakao Bankとの提携は、デジタル証券が一般の金融サービスとして定着するための重要なステップになると期待されている。

今回の協約をきっかけに、Lucent blockは一般投資家がより簡単かつ安全に、新しい金融革新を体験できる基盤を整える計画だ。また、「すべての人に『所有(SOU)』のチャンスを」という理念のもと、様々な実物資産型のSTO商品を通じて、誰でも手軽に資産の一部を保有・取引できる環境をつくっていく方針だ。

同社のホ・セヨン代表は、「Kakao Bankとの協力は、デジタル証券市場が一般に広がる重要なきっかけになる。」とし、「当社の技術力と経験をもとに、透明で安全なSTOエコシステムの構築に貢献していきたい。」と話した。

Kakao Bankの投資・新事業グループ長のソン・ホグン氏は、「デジタル資産時代を切り開く新たな金融領域として、デジタル証券は注目されている。」とし、「当社は投資プラットフォームとして、デジタル資産にも顧客が簡単で便利にアクセスできるよう、多様な協力を続けていく。」と話した。

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025103110454476159