大田(テジョン)の代表的なベーカリーブランド「聖心堂(ソンシムダン)」を運営するROSSO(ロッソ)が、従業員の心理的安定とメンタルヘルスの回復のため、企業カスタマイズ型心理相談プログラム「dallem(ダレム)」を導入した。

15日、dallem運営会社のChesedridge(ヘセドリッジ)によると、ROSSOの従業員は△精神健康専門家による個人の悩みやメンタル問題の相談△客観的診断ツールによる心理検査とストレス分析など、dallemを通じて専門的なメンタルヘルスケアを受けることができる。

Chesedridge関係者は「聖心堂が長い間強調してきた「人中心の経営」哲学を実際の組織運営に反映したもの」とし「迅速に変化する業務環境の中で、構成員の感情的枯渇(バーンアウト)、職務ストレス、対人関係の葛藤、個人の悩みなどを専門的に扱えるよう設計した」と語った。

dallemによる心理相談は、対面と非対面(モバイル)のうち従業員が希望する方法で行われる。従業員1人当たり年間最大5回まで無償で提供され、秘密保障を原則とする。今回導入された心理相談はすべての事業場を対象としている。

ROSSOの関係者は、「顧客に最高の品質とサービスを提供するためには、その中心である従業員が健康で安定した状態でなければならない。今回の心理相談プログラムは、単純な福祉を越え、職員一人ひとりが自分を振り返り、自らをケアをする力を育てるのをサポートする、誠意の込もった支援」とした。

Chesedridge関係者は「心理相談だけでなく、ヨガ、瞑想、姿勢矯正、ワークアウト、組織診断など多様なプログラムを企業オーダーメイドでキュレーションして提供している」とし「聖心堂のdallem導入は聖心堂が追求するブランド哲学を実践する重要なマイルストーンになるだろう」と語った。

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025051416364897381