デジタルヘルスケア企業のStress Solution（ストレスソリューション）が17日、日本のコンテンツ企業ワールドネットと戦略的業務提携を結び、HealingBeats（ヒーリングビート）の日本進出を本格化すると明らかにした。

HealingBeatsは、スマートウォッチやスマートリングなどのウェアラブル機器から収集したリアルタイムHRV（心拍変動）データをもとに、ユーザーのストレスや自律神経の状態を分析し、AI（人工知能）がわずか3秒で個人に合った最適なヒーリングサウンドを自動生成するデジタルヘルスケアソリューションだ。

Stress Solutionの関係者は、「HealingBeatsは、リラックス、睡眠、集中など、さまざまなメンタルケアのシーンに対応している。すでに韓国の病院と福祉施設はもちろん、大手企業との提携を通じて、市場での効果と可能性を実証している。」と話した。

同社は、今回の提携を通じて、△日本内での流通網の確保、△コンテンツやUI・UXのローカライズ、△日本のユーザー特性に合わせたコンテンツの開発、△共同マーケティングおよびブランディングなどを推進していく。ライセンス契約や共同事業法人設立なども検討中だ。

ワールドネットは、日本国内で多様なキャラクターIP（知識財産権）や映像コンテンツを保有するコンテンツ専門企業だ。今回の提携を足がかりに、日本の文化コンテンツとHealingBeatsを融合させた新たなメンタルケアコンテンツのエコシステムをアジア全体に広げていくことを目指している。

山本高志代表は、「日本でもメンタルヘルスやストレス管理への関心が徐々に高まっている。HealingBeatsが持つ韓国特有の感性と情緒の深さは、日本のユーザーにも大きな魅力として響くはずだ。」と話した。

Stress Solutionのベ・イクリョル代表は、「今回の提携は、実質的な輸出成果にもつながるグローバル事業化の第一歩だ。」とし、「HealingBeatsを通じて、より多くの人々がストレスから解放され、技術を基盤としたメンタルヘルスソリューションが世界中へ広がることに貢献したい。」と話した。

<Stress Solutionのベ・イクリョル代表（左）とワールドネットの山本 高志代表が、業務提携を締結している。 /写真=Stress Solution提供>

原文：https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025061617100886435

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