The VC(ザ・ブイシー)が発表した2026年2月の韓国のスタートアップ投資統計によると、韓国内の非上場スタートアップ・中小企業の投資は計54件、6,612億ウォン(約710億1200万円)だった。前年同月比で投資件数は17.1%減少するも、金額は29.6%増加した。少数の大規模ラウンドに資金が集中する現象が昨年から今年まで続いている。

100億ウォン(約10億7300万円)以上の投資ラウンド21件のうち、76%に当たる16件がAI・モビリティ・バイオ・エコエネルギーなど6大戦略産業の関連企業だった。AI・ディープテック分野への資金の偏りは政府の支援政策強化もあって、1月に続き2月も持続した。

分野別では、モビリティが投資金額全体の4分の1を上回る1,700億ウォン(約182億5500万円)で最も大きな割合を占めた。世界的に拡大中の「フィジカルAI(Physical AI)」のトレンドを受けて、自律走行・ドローン関連のスタートアップが主要投資先に浮上した結果だ。フィジカルAIは物理環境を認識・判断し、実際の行動まで遂行するAIシステムで、CB Insights(シービー・インサイツ)が「2026テックトレンド」レポートで今年の核心技術トレンドの一つに選定した。

代表事例を見ると、自律走行用のシステム半導体(SoC)の設計企業BOS Semiconductors(ボス半導体)がシリーズAラウンドでは異例の870億ウォン(約93億4300万円)の資金を調達した。ドローン群集・自律飛行プラットフォーム企業UVify(ユービファイ)と、3次元デジタルツイン基盤のフィジカルAIインフラ企業MOBILTECH(モービルテック)もそれぞれ100億ウォン(約10億7300万円)以上を調達した。ロボット自律認知・判断技術を開発しているスタートアップも注目された。ロボティクスファンデーションモデル(RFM)開発会社REALWORLD(リアルワールド)がシードラウンドで390億ウォン(約41億8800万円)を調達し、フィジカルAIのOSを目指すPersona AI(ペルソナエイアイ)も120億ウォン(約12億8800万円)の投資を受けた。

原文:https://platum.kr/archives/282801

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