前回に引き続き、特定の年齢層のユーザーが多いスタートアップをご紹介します。
前回記事はこちら👇
目次
[40代]
(1)Storelink(ストアリンク)


Storelinkの主な指標タイムライン

9番目のスタートアップは「Storelink」です。
40代の消費者タイプが72.5%でした。男性に比べて女性の消費者の方が多いです。
Storelinkは同名のEコマースマーケティングソリューションをサービスしており、同時にショッピング体験団参加プラットフォームDANBLE(ダンブル)などを運営しています。
Storelinkは検索量、購入率、ROASなどさまざまなビッグデータ分析を通じて最適化されたマーケティング戦略実行ソリューションの提供を目指しており、pugshop(パグショップ)は先行購入後に与えられたミッションを完了したとき キャッシュバックを受けられるという構造で運営しています。
(参照 – [ビバ100]「ショッピングを予測せよ」⋯Storelinkの「データ哲学」)
(2)TOONSQUARE(トゥーンスクエア)


TOONSQUAREの主な指標タイムライン

10番目のスタートアップはTOONSQUAREです。
40代の消費者タイプが75%でした。性別に関係なくまんべんなく消費者が存在していました。
TOONSQUAREはAIをベースにデジタル創作活動と企業マーケティング活動を支援することが目標であり、生成型AIベースのWebtoonコンテンツ制作ツール「Tooning(トゥーニング)」を運営しています。
Tooningを試用すると、ユーザーが望むキャラクターとストーリーを簡単に作れるため、学校で教育用に多く使用されています。
(参照 – 「Tooning」と一緒にすればウェブトゥーン創作をより快適にできます」)
(3)AJA SCHOOL(アジャスクール)


AJA SCHOOLの主な指標タイムライン

11番目のスタートアップは「AJA SCHOOL」です。
40代の消費者タイプが81.6%でした。男性に比べて女性の消費者の方が多いです。
AJA SCHOOLは、児童を対象とした体験学習プラットフォームです。歴史、教科連携、経済陣、科学ITなどカテゴリ別、ソウル、京畿道、釜山、仁川、大邱など地域別に申し込める体験学習があるか、 一度に確認することができます。
AJA SCHOOLは2025年初めにNAVERと協力して体験学習プログラム検索・予約機能を最適化したと明かしました。
(参照 – AJA SCHOOL、NAVERと手をとって体験学習市場の革新に乗り出す)
(4)Glorang(グロラン)


Glorangの主な指標タイムライン

12番目のスタートアップは「Glorang」です。
40代の消費者タイプが86.6%でした。男性に比べて女性の消費者の方が多いです。
GlorangはAIタレント(talent)テック企業です。ネイティブスピーカーの教師陣を通じて運営する幼児教育機関、「Rayul Pre-Prep(ラユル・プレプレップ)」、オンラインライブ教育プラットフォーム「Gguge(クグ)」、学生のためのカスタマイズされた教育ショッピングモール「GgugeTeachers(クグティーチャーズ)」などを運営しています。
2025年2月、Glorangは才能標準化モデルを基に、2024年の売上が前年比約2倍成長したと明らかにしました。
(参照 – Glorang、2024年の売上211億(約22.3億円)記録…前年比2倍成長)
[50代]
(1)Mr Papa(ミスターパパ)


Mr Papaの主な指標タイムライン

13番目のスタートアップは「Mr Papa」です。
50代の消費者タイプが93.4%でした。女性に比べて男性の消費者が多くなっています。Mr Papaは濃縮水産物ベースの 新鮮食品オンラインフードマーケットです。果物、野菜、水産物、長類、ベーカリー、雑穀などさまざまな食品カテゴリをカバーしています。
2021年の売上高67億ウォン(約7.1億円)、2022年の売上高172億ウォン(約18.2億円)、2023年の売上高300億ウォン(約31.8億円)、2024年の売上高430億ウォン(約45.6億円)と毎年継続的に成長しており、2027年に企業公開をすることを目指しています。
(2)onitkorea( オンイットコリア)


onitkoreaの主な指標タイムライン

14番目のスタートアップは「onitkorea」です。
50代の消費者タイプが68%でした。消費者タイプはすべて男性と集計されています。
onitkoreaは引っ越し・貨物輸送プラットフォーム「zimlala(ジムララ)」を運営しています。zimlalaはパッケージ引越しから簡単な配達までカスタム引越しサービスを提供しており、zimlala bizは企業に最適化された貨物輸送サービスを提供しています。
(3)Rapport Labs(ラポートラボ)


Rapport Labsの主な指標タイムライン

15番目のスタートアップは「Rapport Labs(ラポートラボ)」です。
50代の消費者タイプが52.3%でした。男性に比べて女性の消費者の方が圧倒的に多くなっています。Rapport Labsは40代~50代向け女性ファッションプラットフォーム「Queenit(クイーンイット)」と新鮮食品直取引コマース「8dogam(パルドカム)」を運営しています。
Rapport Labsは2024年基準の売上高711億ウォン(約75.3億円)で2023年比48.74%増加したと明らかにしました。
(参照 – 40代50代向けファッションアプリ「Queenit」、昨年700億ウォン(約74.2億円)売上を突破)
[60代以上]
(1)SeoulAuction(ソウルオークション)


SeoulAuctionの主な指標タイムライン

16番目のスタートアップは「SeoulAuction」です。
60代以上の消費者タイプが50%でした。女性に比べて男性消費者が圧倒的に多くなっています。
SeoulAuctionは美術品オークション会社で、2021年にオープンマーケット型オークションプラットフォーム「BLACKLOT(ブラックラット)」をスタートしました。しかし、BLACKLOTは2023年にSeoulAuctionオンラインオークションシステムと統合してなくなりました。
SeoulAuctionは2024年にKakao(カカオ)の系列会社Grip Company(グリップカンパニー)と合弁してC2Cアートプラットフォーム「hypeN(ハイプエヌ)」を立ち上げました。
(参考 –SeoulAuction 、「ライブ配信」強者と手を取り、アートプラットフォームのhypeNを設立)
(2)iKooB(アイクブ)


iKooBの主な指標タイムライン

17番目のスタートアップはiKooBです。
60代以上の消費者タイプが50%でした。消費者タイプはすべて男性と集計されています。
iKooBはデジタルヘルスケア企業です。カスタムヘルスアプリ「Doctorvice Care(ドクターバイスケア)」、デジタルケア支援システム「Doctorvice Clinic(ドクターバイスクリニック)」医療データ統合・活用プラットフォーム「Doctorvice Lab(ドクターバイスラボ)」などのサービスを運営しています。
今年3月にiKooBは連続血糖測定器(CGM)販売企業Abbott(アボット)とデータ統合パートナーシップの採決を発表しました。
(参照 – 患者の血糖データを統合し、医師が一目で…データベースのカスタマイズ治療の期待」)
(3)Beaubrain Healthcare( ビューブレインヘルスケア)


Beaubrain Healthcareの主な指標タイムライン

▶Beaubrain Healthcare企業データを確認する
18番目のスタートアップは「Beaubrain Healthcare」です。
60代以上の消費者タイプが100%でした。女性に比べて男性消費者が圧倒的に多くなっています。
Beaubrain Healthcareは2022年に設立されました認知症予測と予防ソリューション開発企業です。デジタル認知機能検査「SCST」、B2C脳健康管理プログラム、人工知能ベースのPETイメージングソリューション、モバイル脳健康トレーナープラットフォームなど様々なサービスを運営しています。
Beaubrain Healthcareは2024年8月に40億ウォン(約42.4億)規模のシリーズAでの資金調達を発表しました。
(参考 – 「認知症診断」、Beaubrain Healthcare40億(約42.4億円)シリーズAファンディングクロージング)
これまで、特定の年齢層のユーザーが多いスタートアップ18社を見てきました。
20代の場合外国人滞在行政・便宜サービス、オンラインクリエイティブ仲介サービス、人工知能英語学習アプリ、無人プリントキオスク関連のスタートアップがありました。
20代は学業に邁進している人が多い分、教育関連サービスに興味を持っていることがわかります。
30代の場合、B2B海外出張ソリューション、希少疾患のカスタマイズ情報アプリ、妊娠&子育てアプリ、 乳幼児&高齢食品ブランド、プレミアム幼児用品関連のスタートアップがありました。
30代は本格的に社会生活を始め、結婚する人が多くなる年齢である分、海外出張、幼児用品などの関連サービスに注目が集まっていました。
40代の場合、ショッピング体験団参加プラットフォーム、教育用生成型AIベースのウェブトゥーンコンテンツ制作ツール、児童対象体験学習プラットフォーム、学生教育関連のスタートアップがありました。
40代は30代より子供の年齢が高くなり、食品や幼児用品よりも教育に多くの関心があり、体験をして日々の副業も 気になる様子を見せました。
50代の場合、新鮮食品オンラインフードマーケット、取締役・貨物輸送プラットフォーム、40代~50代女性向けファッションプラットフォーム関連のスタートアップがありました。
また、60代の場合、美術品オークション、デジタルヘルスケア認知症予測と予防ソリューションに関するスタートアップがありました。
50代、60代は経済活動を長く集めた資産を活用する姿を見せるとともに、年をとって健康を気にする様子を見せました。
年齢別のスタートアップを見てそれぞれ明らかに異なるニーズを確認できました。
消費者のライフサイクルが様々になったのは 確かに時間の流れはみんな同じであるため、超パーソナライズ時代でも年齢別分析は依然として有意義であることがわかります。
原文:https://www.innoforest.co.kr/report/NS00000370
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