2025年5月スタートアップ投資決算

2025.06.11

革新の森

#スタートアップ #韓国

2025年5月スタートアップ投資決算
【5月最大金額資金調達企業TOP 3】
[5月新規資金調達企業の中で、注目企業5社]

2025年5月スタートアップ投資決算

2025年5月の1ヶ月間、シード投資からプレIPOまで、58のスタートアップが2,205億ウォン（約233.8億円）以上の資金調達を行いました。カテゴリー別投資比重を見てみると、投資額規模ではヘルスケア/バイオ(764億ウォン+（約81億円）)、モビリティ/交通(623億ウォン+（約66億円）)、製造/ハードウェア(461億ウォン+（約48.9億円）)の順で、投資を受けたスタートアップ企業数ではAI/ディープテック/ブロックチェーン(13件)、製造/ハードウェア分野（10件）、ヘルス/バイオ分野（9件）の順です。

カテゴリー別投資金調達額と投資件数を基準に平均投資金額順ではモビリティ/交通(約208億ウォン（約22億円）)、ヘルスケア/バイオ(約109億ウォン（約11.5億円）)、製造/ハードウェア(約58億ウォン（約6.1億円）)、AI/ディープテック/ブロックチェーン(約24億ウォン（約2.5億円）)の順でした。約623億ウォン（約66億円）で資金調達額ランキング上位圏を占めた「モビリティ/交通」カテゴリーでは5月の初めに電気自動車充電プラットフォームを運営中の「PLUGLINK（プラグリンク）」が450億ウォン（約47.7億円）の大規模資金調達を行うなどシリーズB以上の後期投資が主に影響を及ぼしました。一方、「AI/ディープテック/ブロックチェーン」カテゴリでは比較的初期段階の技術スタートアップへの投資が多くなっています。

*紹介企業の順番はハングル順です。

*投資を受けた企業の規模にかかわらず、IPO、M&A、親企業の子会社投資および大企業から分社した企業の投資は決算統計データから除外しました。

【5月最大金額資金調達企業TOP 3】

1位.PLUGLINK

[新規資金調達450億ウォン（約47.7億円）]

電気自動車充電プラットフォーム「PLUGLINK（プラグリンク）」を運営する企業

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2位.CURAUM（キュラウム）

[新規資金調達200億ウォン（約21.2億円）]

口腔衛生超音波洗浄器など口腔および睡眠分野のヘルスケア製品を開発、販売する企業

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3位.ibex Medical Systems

[新規資金調達141億ウォン（約15億円）]

高圧酸素治療器を開発・製造する企業

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[5月新規資金調達企業の中で、注目企業5社]

*紹介企業の順番はハングル順です。

1) Grey Box （グレーボックス）[企業詳細を見る]

メッセージ自動化プラットフォーム「Notifly（ノーティプライ）」を運営する企業

– メッセージ自動化プラットフォーム「Notifly」運営会社
– Mashup Ventures（マッシュアップベンチャーズ）Schmidt（シュミット）から、pre-A資金調達、金額は非公開
– アプリプッシュ、メール、KakaoTalk(カカオトーク)などを1つのプラットフォームで統合管理できるソリューションを提供

Grey Boxの主な重要指標タイムライン

2) NamDo market（ナムドマーケット） [企業詳細を見る]

南大門（ナムデムン）卸売取引プラットフォーム「NamDo market」を運営する企業

– 南大門（ナンデムン）卸小売取引プラットフォーム「NamDo market」運営会社
– KIWOOM（キウム）投資資産運用など5社の投資会社が参加
– pre-Aシリーズ、15億ウォン（約1.6億円）追加資金調達
– 投資金はグローバル市場進出とAIベースの技術高度化、東大門（トンデムン）および全国卸売取引拡大に投入される予定

NamDo marketの主な重要指標タイムライン

3) BareeCorporation（バリコーポレーション） [企業詳細を見る]

二輪車金融・コマースプラットフォーム「reitwagen（ライトバーゲン）」を運営する企業

– 二輪車金融コマースプラットフォーム「reitwagen」運営会社
– SV Investment（SVインベストメント）、Smilegate Investment（スマイルゲートインベストメント）など計4社の投資会社が参加
– 中古オートバイ取引中無利子割賦提供「ラバペイ」、月払いバイク購読サービス「ラバサブスクリプション」などを運営

BareeCorporationの主な重要指標タイムライン

4) Sendy（センディ） [企業詳細を見る]

貨物輸送マッチングプラットフォーム「Sendy（センディ）」を運営する企業

– 貨物輸送マッチングプラットフォーム「Sendy」運営会社
– ES Investor（ESインベスター）、Vision Equity Partners（ビジョンエクオティパートナーズ）が投資
– シリーズB、30億ウォン（約3.2億円）の新規資金調達
– AIベースで貨物車と荷主をリアルタイムマッチング、輸送スケジュールを最適化