月ごとに、韓国スタートアップの資金調達TOP15と現況をお届けいたします。
韓国スタートアップの資金調達TOP15

8月全体の投資動向・分析
8月の投資市場概要
2026年を振り返ると、1月に120件記録した後、2月には73件に減少、その後3月から8月までは6ヶ月連続で100件台が維持された。8月は7月の165件に続き188件まで上昇した。前月比13.9%の数値だ。また、金額は7月の6,862億ウォンから51.1%増加し、再度1兆ウォンを超えた。今年の月間基準でみると5月の2兆7,341億6,000万ウォンと3月の1兆1,993億5,000万ウォン、4月の1兆1,851億6,000万ウォンに続く4番目の規模となった。
この金額は、上位の少数取引からなっている。Point2 Technologyがシリーズで1,924億ウォンを誘致、さらにRI Games Holdingsは1,416億ウォン、Blue ElephantとWrtn Technologiesはそれぞれ1,000億ウォンを確保した。上位4件が8全体公開金額の51.5%を占める状況となった。
金額を公開したのは188件のうち49件で26.1%にとどまった。支援金92件とシード27件のほとんどは金額を明らかにしなかった。公開された金額内での中央値は75億ウォンだ。1年前の2025年8月と比較すると、件数は130件から188件へと44.6%増加、金額は5,145億ウォンから101.6%増加した。2020年以降8月の中では最も多い件数となった。金額は2021年8月の1兆1,559億ウォンと2022年8月の1兆1,397億5,000万ウォンに続く3番目であった。
分野別投資分析

2026年8月、国内スタートアップ投資を分野別にみると、ソフトウェアが金額と件数の両方で1位に躍り出た。
ソフトウェアは34件3,929億ウォンで、8月の全公開金額の37.9%を占めた。製造が31件1,792億ウォン、ゲームが4件1,416億ウォン、コンシューマーテックが34件1,135億ウォン、バイオ/ヘルスケアが34件1,111億5,000万ウォンと続いた。上位3つの分野で60件4,245億ウォンと、全体金額の61.9%を占めた。件数としてはソフトウェアとコンシューマーテック、バイオ/ヘルスケアが並んで34件と最も多かった。ここに製造を加えた4つの分野が188件のうち133件で70.7%を占めた。
前月と比較するとソフトウェア分野の変化が最も大きい。7月は25件481億ウォンだったが、8月は34件3,929億ウォンと金額が8.2倍増加した。
Point2 Technology(1,924億ウォン)とWrtn Technologies(1,000億ウォン)が増加分の大部分を作った。反対にロボティクスは7月11件1,660億ウォンから8月5件121億ウォンに減り、フィンテックは5件340億ウォンから1件金額非公開へと減少した。バイオ/ヘルスケアは件数が29件から34件に増えたが、金額は1,446億ウォンから1,111億5,000万ウォンに後退した。2025年月平均と比べると製造分野の増加が目立つ。これまでは、月平均10.7件だったが、8月には31件を記録した。ソフトウェアは23件から34件、ゲームは1.7件から4件に増加した。
投資段階別の割合

2026年8月、国内スタートアップ投資188件を段階別にみると、支援金が92件28.9%と半分に近い数値となった。そして、その92件すべてがTIPS系プログラムだ。内訳は、TIPSが33件、Scale Up TIPSが30件、Global TIPSが19件、Deep Tech TIPSが9件となっている。7月の支援金比重27.9%と比較すると21%ポイント上昇した。
民間投資は初期と中期に分かれた。プレシードとシード、プレシリーズを合わせた初期ラウンドが36件19.1%、シリーズ以上ラウンドは35件18.6%だ。段階を明らかにしなかったその他の件数が25件13.3%と後に続いた。
金額基準では配分に違いがあった。シリーズBが14件3,281億5,000万ウォンで、8月公開金額の31.6%を占めた。続いてシリーズAが2,498億ウォンで24.1%、シリーズCが2,040億ウォンで19.7%となった。3つの段階が総額の75.4%を占めた。件数トップとなった支援金は、92件すべてで金額が公開されておらず、金額集計から除外された。また、シードの27件も、公開された金額は26億ウォンにとどまった。件数は初期と支援金に集まったが、資金はシリーズA~C区間に集中した構造だ。
主要投資会社の現況
8月、国内スタートアップ投資最多となったのはCNTTECHだ。
支援金92件を差し引いた民間投資96件のうち、投資家を明らかにした92件を分析した結果、CNTTECHが12件に参加していた。これは、2位グループの倍以上の件数にあたる。CNTTECHの参加した12件はすべて初期段階だ。シードが5件、残り7件は段階を公開していない。金額を公開したのはスペシャルティーコーヒーを提供するCoffee Sapiens(コーヒーサピエンス)2億ウォンのみにとどまった。AI医薬品安全ソリューションやAIによる歯科コーディネート、ひとり暮らし情報プラットフォームなど、業種を問わず少額で幅広く実行するアクセラレータ型パターンが顕著である。
続いて、FuturePlayとKakaoVenturesが各5件で2位に位置付けた。FuturePlayはシード2件とプレシード・プレシリーズA・シリーズAで各1件ずつ、ABLE Labs121億ウォンが最高金額となった。KakaoVenturesはシード3件とプレシード1件、シリーズA1件で初期に資金を集め、Bunkerkidsに150億ウォンで参加した。実行したのは韓国産業銀行とKOLON INVESTMENT、CRIT Ventures、LG電子、Bluepoint Partnersの5社だ。性格ははっきり分かれる。韓国産業銀行はシリーズAからシリーズDまで後期ラウンドだけを選び、参加ディール規模の合計が1,171億ウォンに達する。KOLON INVESTMENTも4件すべてシリーズA以上で合計1,176億ウォンだ。
一方、LG電子とBluepointは、セカ、FreeKitchenLab、ATOMMER、Machineflowなどのようなシード企業4社に並んで入った。CRIT Venturesはゲームとメディア、コンテンツに集中した。件数上位投資会社が初期アクセラレータと後期政策・企業型投資者に二分された構図で、中間区間であるシリーズA~Bを繰り返し満たす投資会社は8月のデータから明らかになっていない。

この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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