注目すべき韓国のスタートアップの資金調達状況を、月ごと及び分野別に詳しく取り上げます!
🏋️♀️コンシューマーテック:BUTFIT SEOUL
設立:2018年
分野:フィットネスプラットフォーム
HP:https://www.butfitground.com/
フィットネスプラットフォーム運営会社BUTFIT SEOUL(バットフィットソウル)が100億ウォン(約10億7500万円)規模のシリーズB資金調達をし、累積資金調達額は200億ウォン(約21億5100万円)を突破した。
BUTFIT SEOULはリワードベースのフィットネススペースブランドBUTFITGROUND(バットフィットグラウンド)とコミュニティ型グループ運動ブランドチームBUTFIT(バットフィット)を運営している。現在16の直営店を運営しており、昨年、2021年比1200%以上の売上成長を記録した。
今回の投資には大手建設会社が戦略的投資家として参加し、不動産とヘルスケアコンテンツのシナジー効果が期待されている。調達金は支店の拡大とオンラインプラットフォームの高度化に使用予定だ。
来年3月にはグローバルスポーツブランドと協業した新しい形のウェルネスビルディングブランドを立ち上げ、スペースビジネスモデルをさらに拡大する計画だ。
🤖ソフトウェア:CLE
設立:2021年
分野:3Dマシーンビジョン
HP:https://cle.vision/
3DマシーンビジョンスタートアップCLE(クレ)が160億ウォン(約17億2100万円)のシリーズA資金調達を行った。
AIと3Dビジョン技術を組み合わせて製造及び物流現場の完全無人自動化を支援するソリューション企業で、主力製品であるCoPick3D(コピックスリーディー)は、高性能3DカメラとAIソフトウェアを通じて対象物の立体形状を精密に測定できる。これにより、ロボットが人のように非定型の物体を正確に認識し、組み立て、検査し、ピッキング作業を実行することができる。
既に現代自動車と起亜(キア)の生産ラインに適用されており、量産検証を終えた。
最近は日本市場進出を見据え、現地パートナー企業と協力してトヨタ、ホンダなどの完成車企業とPoCプロジェクトを進行中だ。CLEは今回の調達金をもとに、日本をはじめ、欧州、米州などグローバル市場進出を本格化させる計画だ。
関連記事👇
🩺バイオ/ヘルスケア:barreleye
設立:2021年
分野:医療人工知能(AI)
HP:https://www.barreleye.co.kr/en
医療人工知能(AI)ソリューション企業barreleye(ベラルアイ)が140億ウォン(約15億600万円)のシリーズA資金調達を行った。
韓国科学技術院(KAIST)電気・電子工学部のペ・ヒョンミン教授が2021年に創業したbarreleyeは、ディープラーニングと無線周波数(RF)信号を組み合わせた定量超音波分析技術で競争力を持っている。
この技術は、従来の超音波映像では確認が難しかった人体内部の微細組織の変化を高解像度で探知する。磁気共鳴映像(MRI)だけが可能だった精密な組織情報を超音波でも得ることができ、診断精度を画期的に高めた。現在、乳がん、甲状腺疾患、肝疾患、心血管疾患など、様々な臨床分野に適用できるAI診断ソリューションを開発中だ。
barreleyeは確保した調達金をもとに、グローバル臨床試験と認可手続きを加速させ、戦略的パートナーと協力して海外市場進出を本格化させる計画だ。
💻製造:CROCUS
設立:2018年
分野:AIエネルギーソリューション
HP:https://crocus.ai/en
AIエネルギーソリューション企業のCROCUS(クロッカス)が170億ウォン(約18億2900万円)のプレIPO誘致に成功した。
CROCUSは、産業用AI電力制御ソリューションACELO(アチェロ)を主力とし、サービスを展開している。ACELOは工場やデータセンターの電力データをリアルタイムに分析して供給電圧を最適な状態に制御する技術で、別途ハードウェア設備の交換なしにソフトウェアを適用するだけでエネルギー効率を高め、炭素排出を減らすことができる。
サムスン電子をはじめとする韓国の主要大企業の半導体及び二次電池の生産現場に導入して性能の検証を受け、最近ではAI産業の成長に伴い、電力消費が急増するデータセンター市場へのソリューション供給を拡大している。米シリコンバレーに本社を構え、グローバル市場へのアクセス性も高い。
今回の調達金はAI技術の高度化と北米及び東南アジア市場への拡大のために投入予定。来年上半期のKOSDAQ(コスダック)上場を目標に企業公開(IPO)の手続きを進めている。
関連記事👇
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
Copyright 2022 © Media Recipe. All Rights Reserved.



