注目すべき韓国のスタートアップの資金調達状況を、月ごとおよび分野別に詳しく取り上げます!

【2025年7月】韓国スタートアップ資金調達まとめ

💄コンシューマテック:MEMEBOX

設立:2012年

分野:ビューティー

HP:https://mbxcareers.com/?lang=en

650万ドルの資金調達、日本はじめ海外市場進出を本格化へ

K-ビューティー企業MEMEBOX(ミミボックス)が650万ドル(約9億5,780億円)の資金を調達し、累積3,100億ウォン(約326億6,800万円)を確保した。2012年に設立したビューティースタートアップで、自社ブランドのi’m meme(アイムミミ)、PONY EFFECT(ポニーイフェクト)などを通じてK-ビューティーを世界に広げている。その中でも米国市場では、SEPHORA(セポラ)、ULTA(アルタ)、Target(ターゲット)など、4,000余りのオフライン店舗に入店。最近2年間にEBITDA基準で黒字転換に成功し、収益性と成長性を同時に立証した。調達金で米国内のリテールパートナーシップを拡大し、韓国内はもちろん、日本、東南アジア、ヨーロッパなど、主要海外市場への進出を本格化させ、グローバルK-ビューティープラットフォームとしての地位をさらに強固にする計画だ。

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🧠ソフトウェア:FURIOSA AI

設立:2017年

分野:AI半導体設計

HP:https://furiosa.ai/

1,700億ウォンの資金調達、第3世代NPUの開発などに投入予定

AI半導体設計スタートアップFURIOSA AI(フリオサエイアイ)が1,700億ウォン(約179億1,400万円)の資金を調達し、ユニコーン企業になった。投資には40余りの機関が参加し、累積調達金は3,417億ウォン(約360億円)に達する。FURIOSA AIはAI演算に最適化したニューラルプロセッシングユニット(NPU)を開発するファブレス企業だ。調達金は第2世代NPUのRNGDの量産と第3世代NPUの開発に投入予定だ。最近、FURIOSA AIはLG AI研究院が開発したLLMエクサウォン(EXAONE)にRNGDを供給するパートナーシップを締結した。これを通じてグローバル市場進出及び売上拡大を図る計画だ。

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🧑‍🍳製造:Beyond Honeycomb

設立:2020年

分野:AIフードテック

HP:https://www.beyondhoneycomb.com/?ref=thevc

100億ウォン規模のシリーズAブリッジ資金調達、グローバル市場進出を本格化へ

AIフードテックスタートアップBeyond Honeycomb(ビヨンドハニーカム)が100億ウォン(約10億5,300万円)規模のシリーズAブリッジ資金調達をし、累積調達金196億ウォン(約20億6,500万円)を達成した。2020年に設立したBeyond Honeycombは、AIが食材の状態をリアルタイムに分析してシェフレベルで調理するAI調理ロボットを開発した。代表製品のグリルエックス(GRILL X)は、豚肉、牛肉など、様々な肉を一貫した味と品質で自動調理するソリューションで、フランチャイズ、5つ星ホテルなど、外食業界全般で導入が広がっている。調達金でAI調理ロボットシステムを高度化させ、生産能力を大幅に強化する計画だ。また、北米市場を皮切りに、本格的なグローバル市場進出に乗り出す計画だ。

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🚁車両/モビリティ:PRENEU

設立:2017年

分野:ドローン

HP:https://www.preneu.com/kr/index.php

150億ウォンの資金調達、2026年にIPO計画

ドローン技術専門企業PRENEU(プレニュー)が150億ウォン(約15億8,000万円)のプレIPO資金調達を完了し、累積調達金220億ウォン(約23億1,800万円)を確保した。PRENEUは2017年に設立したドローン専門企業で、ドローンの機体設計及び製造から飛行制御装置(FC)、自社オペレーティングシステム(Preneu OS)まで開発するなど、中核技術の内在化に成功した。中でもドローン数十台を同時制御する群集飛行技術で韓国最高レベルの競争力を持ち、国防、物流、監視・偵察など、様々な分野で頭角を現している。調達金はドローンの機体量産のための生産設備構築と次世代機体の開発、独自OS及び群集飛行技術の高度化などに投入予定。2026年のIPOを計画している。

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👾ゲーム:KONG STUDIOS

設立:2013年

分野:ゲーム開発

HP:https://kongstudios.com/jp.html#explict

500億ウォンの資金調達、2021年にユニコーンに

ゲーム開発会社KONG STUDIOS(コンスタジオ)が500億ウォン(約52億6,900万円)の資金調達に成功した。最近、ゲーム業界に対する投資心理が萎縮した状況の中でも異例の規模で資金を調達。次期作に対する期待感を高めた。KONG STUDIOSは2013年に米国シリコンバレーで設立したゲーム開発会社で、2020年に発売したモバイルRPGガーディアンテイルズがグローバル市場で大成功を収めてその名が知られるようになった。2021年にユニコーン企業となった。韓国内の開発本部であるKONG STUDIOS KOREA(コンスタジオコリア)は昨年、売上484億ウォン(約578億円)、営業利益27億ウォン(約2億8,400万円)を記録。黒字成長を続けている。

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🪙ブロックチェーン:DSRV

設立:2019年

分野:ブロックチェーンインフラ

HP:https://dsrv.com/ko/

160億ウォンの資金調達、日本など、海外市場進出を本格化へ

ブロックチェーンインフラ企業DSRVが160億ウォン(約16億8,600万円)の資金を調達した。DSRVは世界70以上の主要ブロックチェーンネットワークにインフラを提供し、4兆ウォン(約4,215億5,400万円)規模のデジタル資産を安定的に管理している。その中でもイーサリアムステーキング市場では韓国1位、世界9位の技術力を持つ。2024年には年間売り上げ107億ウォン(約11億2,700万円)、当期純利益30億ウォン(約3億1,600万円)を記録。黒字転換に成功した。今回の調達金を活用して、ステーブルコインなど、新事業部門を強化し、米国、日本、アフリカなど海外市場進出を本格化させる計画だ。

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💡環境/エネルギー/持続可能性:AMOGY

設立:2020年

分野:クリーンエネルギー

HP:https://amogy.co/

2,300万ドルの資金調達に成功、日本など、アジア市場への進出を加速化中

AMOGY(アモジー)が2,300万ドル(約33億4,000万円)の資金調達に成功し、累積調達金3億ドル(約442億1,500万円)を確保した。AMOGYは2020年にMIT出身の韓国人が米国で設立したクリーンエネルギー技術のスタートアップだ。炭素排出なしでアンモニアから水素を抽出して電力を生産する革新的なアンモニア・トゥー・パワーシステムを開発した。この技術はドローン、トラクター、大型トラックに続き、アンモニア発電システム「クラッキング」を搭載した「NH3クラーケン」の試験航海まで成功させた。今回の調達金は陸上分散型発電システムの商用化を早め、海上用製品の開発を加速させるために使う計画だ。また、日本、台湾、シンガポールなど、アジア市場への進出を加速化させる一方、韓国南東部の浦項(ポハン)市と協力して、無炭素発電所を構築するなど、成果創出に集中する計画だ。

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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