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【9月資金調達現況】韓国スタートアップレシピ:バイオ・ヘルスケア分野|月刊スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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【2023年9月資金調達現況】バイオ・ヘルスケア分野

デジタルヘルス機器の開発・サービスを手がける企業に注目集まる

患者データを収集・管理できるデジタルヘルス機器を開発・サービスする企業が注目されている。

Sky Labs(スカイラボ)

207億ウォンの資金調達 自社開発の血圧測定器を全国の病院に流通、海外進出も拡大予定

ヘルスケアスタートアップのSky Labs(スカイラボ)が207億ウォン(約23億円)の資金調達をした。2015年に設立のSky Labsが開発した「CART BP」は、従来の腕圧迫型測定方式ではなく、リング型カフレス連続血圧測定器で24時間連続の血圧測定とモニタリングが可能。時間帯別の血圧データに基づき、薬物の投与量を調節することができる。また、睡眠やストレス管理、運動、飲酒、血圧薬の服用による反応など、生活習慣の改善変化を効果的に追跡できる。Sky Labsは10月から「CART BP」を全国の病院に流通させたほか、オンライン販売も開始。2024年にはFDA(米国食品医薬品局)と欧州CE認証に合わせて海外進出も拡大予定だ。

CURAUM(キュラウム)

106億ウォンの資金確保 医療機器Oralogは昨年、食品医薬品安全処の許可取得

ヘルスケア専門医療機器企業のCURAUM(キュラウム)が106億ウォン(約11億8,000万円)の資金を確保した。CURAUMは、口腔健康、睡眠健康の分野でIoTセンサーを活用した製品や、これを活用してデータを収集、モニタリングできる医療機器製品、サービスを開発している。CURAUMが有する医療機器Oralog(オラログ)は、慢性睡眠疾患の治療に処方されている。下顎前方移動装置(COAT)に口腔センサーを融合した形で、酸素飽和度、無呼吸、低呼吸、寝返りなど、各種睡眠データの測定が可能だ。収集した生体情報はサーバーに送信され、医療スタッフまたは患者が専用アプリでこれをモニタリングすることができる。Oralogは昨年2月に食品医薬品安全処の許可を取得した。




/media/KORIT編集部
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KORIT編集部

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