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【8月資金調達現況】韓国スタートアップ:ソフトウェア分野|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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【8月資金調達現況】韓国スタートアップ:ソフトウェア分野|月間スタートアップレシピ

ソフトウェア分野:2023年8月資金調達現況

ファブレススタートアップが大規模な資金調達

AIベースのソリューションが好調な投資を見せる中、ファブレススタートアップはグローバル市場を目指し、大規模な資金を引き寄せている。

SAPEON(サピオン)

600億ウォンの資金調達、AIフルスタック戦略を加速

SAPEON(サピオン)が600億ウォン(約66億7,800万円)の資金を調達し、5,000億ウォン(約556億5,000万円)の企業価値が認められた。2019年に設立したAI半導体企業であるSAPEONは、昨年、SKテレコムから分社し、グローバル市場を狙っている。SAPEONの主力製品はAI半導体であるX22だ。AIモデルを迅速かつ効率的に実行できるよう設計された半導体で、様々な産業でAIサービスの実現を加速することが期待され、今年下半期にはX220に比べて4倍以上性能を向上させたX330のリリースも控えている。SAPEONは今回の資金調達により、AI半導体ベースのハードウェアからAIアルゴリズム、AIベースのサービスに至るソフトウェアまで、AIフルスタック戦略でAIサービスを提供する計画だ。

AB180(エイビー180)

120億ウォンの資金調達、データマシンラーニング基盤技術を高度化へ

AB180(エイビー180)が120億ウォン(約13億3,500万円)の資金を確保した。AB180は2015年に設立したデータベースのマテック企業だ。ウェブとアプリのデータを分析し、成果を測定してより良いマーケティング結果を出せるよう支援するソリューションAirbridge(エアブリッジ)を中核に、製品分析ツールであるAmplitude(アンプリテュード)、マーケティング自動化ソリューションであるBraze(ブレイズ)などを提供している。顧客企業はKakao(カカオ)、NAVER(ネイバー)、サムスン電子、LG電子、coupang(クーパン)、Woowa Brothers(配達の民族)などだ。今回の資金調達を通じて、データマシンラーニング基盤技術を高度化し、インフラ拡充などサービス能力を強化するほか、海外進出と海外の顧客社確保を加速化させる計画だ。

RSN(アールエスエヌ)

100億ウォンの資金調達、2025年の上場目指す

ビッグデータ専門企業RSN(アールエスエヌ)が100億ウォン(約11億1,300万円)のプレIPO資金調達をした。2004年に設立したRSNは、口語体非定型ビッグデータ分析関連の技術力を基に、サムスン電子、LG電子、現代自動車など大企業と500あまりのプロジェクトを進め、最近5年間、持続的な成長を遂げ、収益を出している。同社は過去20年間、外部投資なしで成長してきたが、将来の成長のために資金調達をした。2025年の上場を目標に準備を進めている。

BHSN

60億ウォンの資金調達、多言語言語モデルの開発など強化へ

AIベースの契約管理ソリューションBHSNが60億ウォン(約6億6,700万円)の資金を調達した。企業弁護士出身の代表が2020年に設立したBHSNは、企業の法律プロセスとデータをデジタル化し、統合管理するオールインワンAIリーガルソリューションを開発した。契約書内の個別の条項単位まで確認し、企業がこれまで締結した契約データを一目で把握・分析できる機能を提供している。標準契約書の作成、法務検討、内部決済契約書の保管、履行管理など、全プロセスを統合管理することができる。BHSNは今回の資金調達を通じて、法律文書と知識の因果関係を理解できるプライベート大規模言語モデル(Private LLM)と多言語言語モデルの開発に拍車をかける計画だ。




/media/KORIT編集部
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KORIT編集部

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