ペットシッターのマッチングから非対面診療まで…秋夕に合わせたペットケアサービスに注目
ペットシッターのマッチングから非対面診療まで…秋夕に合わせたペットケアサービスに注目
最近、出生率が急激に低下している韓国で、ペットカートがベビーカーより多く売れている現象を海外メディアが取り上げ、話題となった。ペットの誕生日パーティーを開いたり、一緒にホテルでのんびり過ごしたり、旅行に行ったりするなど、ペットをまるで子供のように扱う様子が紹介された。
このように、ペットを家族の一員と考える「ペッファム(pet+family)族」が増えたため、様々なペット向けサービスが登場している。特に、今回の秋夕(チュソク)のような連休中、長い間自宅を留守にしたり、ペットと旅行に行く飼い主の需要に合わせたサービスが注目されている。
アクションカメラ・ペット日記・ペットシッター…信頼性の高いペットケアサービス
ペットケアサービスを運営する主要なスタートアップ/画像=ユン・ソンジュン
これまで、飼い主は長期間家を空けるとき、動物病院が運営するペット用のホテル・幼稚園にペットを預けることが一般的だった。しかし、施設がいくら良くても、長い間飼い主と離れ、慣れない環境に適応できないペットも多い。狭いケージの中に閉じ込められることも、ペットにとっては大きなストレスとなる。
そのため、飼い主はペットシッターを雇って、ペットが慣れ親しんだ環境である自宅で世話をしてもらうサービスを好むようになってきた。しかし、信頼性のない見知らぬペットシッターに預けると事故が発生する可能性があるため、これまでは親しい友人や家族、近所の人に頼むことがほとんどだった。
ペットシッタープラットフォームDogmate(ドッグメイト)は、ペットシッターが自宅に訪問し、排泄物処理や餌やり、散歩、トレーニングなどを代行するサービスを提供している。室内遊びや屋外での排泄など、依頼内容がきちんと実行されたかを、写真で飼い主に報告する。
特にDogmateは、飼い主の留守時に家を訪れ、ペットの様子が気になる飼い主のために「アクションカメラ動画」サービスも提供している。ペットシッターがアクションカメラを装着して訪問ケアを行い、ケア終了後にはペットの様子を記したペット日誌も提供する。
Spacepet(宇宙ペット)は、地域単位のコミュニティで、世話をしてくれる近所のペットシッターをマッチングするサービスだ。GPSによる地域認証や動物病院の来院認証などを通じて承認された地域の飼い主だけが活動できるようにし、サービスの信頼性を高めている。地域ベースのコミュニティという特性から、自宅近くのペットシッターをマッチングしてくれる。ペットシッターの家で世話をする「委託ケア」と、自宅に訪問してもらう「訪問ケア」から好きなほうを選ぶことができる。
ペットの非対面診療・迷子犬探しサービス
(済州=NEWS1)オ・ミラン記者=16日午前、済州市龍江洞の済州動物保護センターで保護犬たちが里親を待っている様子。.2024.5.16./NEWS1 Copyright (C) NEWS1.All rights reserved.無断転載・再配布、AI学習利用禁止 /写真=(ソウル=NEWS1) オ・デイル記者
ペットヘルスケアのスタートアップAIFOR PET(エーアイフォーペット)は今年3月、ペットの健康管理アプリ「TTcare(ティーティーケア)」で、韓国初のAI(人工知能)を活用した獣医の非対面診療サービスを開始した。TTcareは、スマートフォンでペットの目や皮膚、歯、歩く姿などを撮影すると、AIが病気の兆候をチェックしてくれるソリューションだ。
AIFOR PETの関係者は、「TTcareが識別する病気の兆候は合計20種類で、検査の精度は平均95%に達する。」とし、「提携動物病院とは、獣医とのビデオ通話診療やチャット相談も可能だ」と述べた。
アプリを通じて事前に撮影された写真・動画で、獣医は診療前にペットの状態を確認することができる。特に、長期間の集中モニタリングが必要だが、物理的・時間的な理由で病院訪問が難しい場合でも、主治医の判断で来院せずに健康状態をチェックすることが可能だ。
長い連休の際には、迷子になるペットも増える。AIによるペットの生体認証プラットフォームpetnow(ペットナウ)は、今年4月にソウル冠岳区庁と業務提携(MOU)を結び、迷子のペットの返還率を高めるためのサービスを提供している。
petnowは、ペットにチップを埋め込むことなく、鼻紋(鼻のしわ)を撮影して身元を登録・確認する技術を開発した。スマートフォンのカメラで犬の顔を映すと、AIがリアルタイムでデータを追跡し、99%以上の精度でペットを識別する。
ペット業界の関係者は、「最近、一人暮らしやペッファム族が増えており、秋夕連休中のペットケアサービスの需要が増えている」とし、「このような傾向に合わせて、ペットとの暮らしをサポートするケアサービスもさらに多様化するだろう」と述べた。
<(高陽=NEWS1)キム・ジンファン記者=19日午前、京畿道・一山市のKINTEX第1展示場で開かれた「2024MEGA州一山」で、観覧客が愛犬に帽子をかぶせている。今回のイベントでは、ペットフード・おやつ、関連用品、ペット同伴旅行企画展、アロマ体験クラス、アジリティ大会など、ペット産業全般が紹介される。/写真=NEWS12024.5.19/NEWS1 Copyright ©NEWS1All rights reserved.無断転載・再配布、AI学習への利用禁止 /写真=(高陽=NEWS1) キム・ジンファン記者>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024091015170947471
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