患者の健康記録を新薬開発につなげる「ヒューマンスケープ(Humanscape）」｜月間スタートアップレシピ

この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피）」が発行する「月間スタートアップレシピ（월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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ブロックチェーン分野：ヒューマンスケープ(Humanscape）

ヘルスケアスタートアップ「ヒューマンスケープ(Humanscape） 」がカカオから150億ウォン（約15億円）を誘致した。ヒューマンスケープは、中小病院の対象となるモバイル顧客管理ソリューション「ヘレン」でサービスを開始し、現在はブロックチェーンベースのデータプラットフォーム「レアノート」を運営している。レアノートは、ルーゲーリック病、神経線維腫症1型、遺伝性血管浮腫などの難治性疾患に対する治療剤開発の現状と最新の医療情報などを提供するサービスだ。患者が医療データを提供すると報酬ポイントが与えられ、ポイントは仮想通貨に切り替えたり、オンラインでの製品購入も可能である。ヒューマンスケープは今回の投資を通じてカカオとグローバル市場をターゲットにヘルスケアサービスを共同発掘する計画だ。

ヒューマンスケープ投資誘致

• 企業情報：ヒューマンスケープ(Humanscape）

ヒューマンスケープはブロックチェーン技術を活用してPGHD（Patient-Generated Health Data）収集と整理、PGHDと医薬研究基盤、製薬会社と連携するプラットフォームヒューマンエスケープを運営している。

ブロックチェーンベースの患者ネットワークを構築する医療データプラットフォームだ。慢性疾患の患者などが、自身の健康状態を記録できるようにするサービスを提供。この記録された症状や治療記録を体系的に収集、整理して製薬会社や研究機関などに連携をすることで、新薬の開発などに役立てることができる。