海外に負けないシステム運用体制の実現を支援｜日本エクセム株式会社－代表取締役社長 後藤大介氏

後藤さん　インターネットシステムや企業の基幹業務システムの性能分析、改善を行っています。自社製品であるデータベース分析ツール『MaxGauge(マックスゲージ)』を活用してシステムを改善し、企業のビジネス拡大・スピードアップを推進、および継続的な運用のための分析・改善支援を実施しています。

また、弊社は韓国EXEM社の日本法人となります。『MaxGauge』は、韓国で開発されたソフトウェアです。韓国EXEM社の趙社長は、元Oracle (オラクル)社でOracleデータベースのコンサルティングを行っていました。そこで培った技術とノウハウより、データベースの運用支援を行う、『MaxGauge』を開発しました。EXEMとは、「Expart Empire」（技術者集団）を意味し、技術を持って企業システムの運営を中心とした運営分析、改善を行っています。

後藤さん　データベースに特化した製品・サービスを提供しています。

■MaxGauge：データベース稼働状況可視化ツール

企業の基幹システムであるデータベースの稼働状況を詳細に記録し自由に分析できるインターフェースの提供により、企業システムの運営中に起きる、トラブルや課題の調査スピードアップ、および情報共有での属人性の排除による効率化を図り、DevOps運営による企業内DXの促進を支援します。

■SmartDBAサービス：データベース運営支援サービス

技術者不足で問題となっている、データベースエンジニア業務を幅広くご支援します。『MaxGauge』も活用し、顧客システム運営の課題発見、改善までを行い、安定したシステム運用環境をお客様と一緒に構築、運営していきます。

－『MaxGauge』はどのようなお客様に活用されていますか？

後藤さん　日本企業の特に大規模なシステムで利用されています。お客様では、KDDI様、三菱電機 鎌倉製作所様、イープラス様、Demaekan様などがいらっしゃいます。

企業でのEC、生産管理、顧客管理などクリティカルなシステムでの運営は非常に難しく、また問題が発生した場合の損失や、その対応にかかる費用は莫大になります。システムのデータベースを可視化し、精査することにより課題の洗い出しと、改善を行い、安定したシステム環境での運営に貢献しています。

－社内について少しお聞かせください。社員の構成や雰囲気はどうでしょうか？

後藤さん　データベース専門の会社ですので、データベースエンジニアが多いです。私も元日本オラクル社出身でデータベースのエンジニアでした。

弊社では、技術をしっかり身に付け一人一人が、自立した自由な仕事の仕方で働いています。いまはコロナ禍ということもありますが、基本はリモートで業務を行っています。リモートワークになり、より業務は効率化されたと思います。また、自由な時間が増え社員も満足度は高いのではないかと思います。

以前は、月に一回は、全体で集まり会議の後、食事などに行っていました。コロナが終わっても、リモートワークは継続する予定ですが、みんなで集まる機会も再開したいです。

－御社のVISIONを教えてください。

後藤さん　日本企業のシステム開発、運営は、大手のSIerなどが包括して請け負い、その配下でたくさんの企業が共同で構築・運営するケースが多い状況です。その中では、大量の人員を抱え、人海戦術で行っているケースも少なくありません。

企業としては、DX推進などによるビジネススピード向上が求められていますが、昨今のエンジニア不足などから、人海戦術では安定したシステムの構築、維持が大変になってきました。

「人に頼らず仕組みで効率化、および専門チームによる質のいい運営」が必要になりますが、この部分は海外と比べて非常に日本は遅れています。こういった体制作りを推進し、海外に負けないシステム運用体制の実現を支援しています。

高い技術、仕組みで解決。

携わる方々に余裕が生まれ、幸せな人生を作っていく。

やりたいことをやりたいようにやり生き続ける。

「心穏やかな社会」への貢献を果たしていく。

これが弊社のVISIONです。

日本エクセム株式会社

日本エクセム株式会社HP：https://www.ex-em.co.jp/

会社概要：https://www.ex-em.co.jp/company/

＜製品・サービス＞

製品『MaxGauge』：https://www.ex-em.co.jp/product/

SmartDBAサービス：https://www.ex-em.co.jp/dbopsservice/