グローバルAIエージェントスタートアップのLINER(ライナー、代表:キム・ジヌ)が、慶尚国立大学校(総長:クォン・ジンフェ)と全学生および教職員2万5千名あまりを対象とした「LINERプロ」供給契約を締結した。
LINERは慶尚国立大学校の学部生、大学院生、教職員など全メンバーに対し、AIサービスインフラを統合的に提供する。メンバーはLINERのAI検索をはじめ、学術特化エージェント「Liner Scholar(ライナー・スカラー)」、AIライティングアシスタント「Liner Write(ライナー・ライト)」などを利用できる。
利用者は慶尚国立大学校のメールアカウントを通じてライセンスを有効化でき、1年間「Pro Plan(プロプラン)」の提供を受ける。
慶尚国立大学校がLINERをキャンパスAIインフラとして採択した背景には、技術的な正確性と信頼性がある。LINERはAIのハルシネーションおよび、事実正確度を測定するOpenAIのグローバルベンチマーク「SimpleQA」で95.3点を記録した。これは主要グローバル大手テック企業のAI検索エンジンおよび大規模言語モデル(LLM)のスコアを上回る数値だ。ソース検証システムを備えたLINERの高度な検索エンジンが、高い信頼度を求める大学の学業・研究現場に適しているとの評価を受けた。
全世界4億6,000万件の学術データベースを基盤に動作する「Liner Scholar」は、自然言語による対話を通じて研究ワークフローを設計する「エージェンティック・リサーチ(Agentic Research)」技術を提供する。これにより、研究者と学生はデータ収集などの反復作業に費やす時間を削減し、仮説の構築と知的判断に集中できるようになる。
慶尚国立大学校情報電算処長(RISE-AI事業団長)のイ・ソンジン氏は「グローバル市場が求める人材は、エージェンティックAIを研究と実務に活用して新たな価値を創出できる創造的な融合型人材だ」とし、「メンバーがAIリテラシーを身につけ、競争力を持つリーダーとして成長することを期待する」と語った。
LINER代表のキム・ジヌ氏は「慶尚国立大学校のAIイノベーションの歩みに、LINERが技術パートナーとして参加することになった」とし、「メンバーがLINERのAIリサーチ技術を活用して研究力を確保できるよう、技術支援を継続していく」と述べた。
なお、LINERは国家科学技術競争力の向上を目指す「K-ムーンショット推進戦略」の「AIサイエンティスト」事業に参画しており、大学・学術研究環境向けのAIエージェント技術の供給を拡大していく方針だ。
<画像=LINER>
