29PERがAI回答への露出を代行するサービス「medad(メドアド)」を発売した。ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude、NAVERの5つのサービスで自社ブランドがどれだけ言及されるかを毎週測定し、露出を増やすためのウェブサイト補強からコンテンツ制作・発行までを引き受けるサービスだ。こうした作業は生成型エンジン最適化(GEO)と呼ばれる。
検索結果の順位を上げる既存の検索エンジン最適化(SEO)とは異なり、AIが回答を作る際に特定のブランドに言及させたり、そのブランドの記事を出典として引用させたりすることが目的だ。消費者が検索窓にキーワードを入れる代わりに「江南でインプラントが上手な歯科はどこ」といった文章でAIに尋ね始めたことで、AIの回答にどの事業者の名前が挙がるかが、新たな露出競争の焦点となっている。
medadは測定から始まる。顧客が実際に質問しそうな例を作成した後、5つのAIサービスに同じ内容を繰り返し質問し、回答に該当の企業名が出た比率と、出典として引用された記事を毎週レポートとして提供する。AIの回答は同じ質問に対しても毎回変わり得るため、1回限りの結果ではなく、繰り返し測定した平均の推移を示す。
ウェブサイトの作業も併せて行う。AIがWebページを収集する際に画面がすべて描画されるのを待たなくても本文をすぐに読み取れるよう、タイトル・要約・よくある質問をサーバー側で完成させた状態で出力する構造にサイトを新規構築したり、既存サイトを改修したりする。
コンテンツは、顧客がAIに投げかける質問をまず集めた上で、その質問に答える記事を業種と地域に合わせて毎週作成する。根拠が必要な文章には出典を付け、完成した記事はホームページやNAVERブログ、Tistory、Brunchなどに発行する。
病院・医院向けコンテンツは発行前に医療広告規定の検収を経る。医療法第56条第2項が禁止する医療広告の類型のうち自動検知が可能な14項目について、ルールベースの点検、法令対照、AI判読の3段階で確認し、リスクのある文章を表示して代替表現を提案する。人が確認すべき表現が残っている場合は発行を止める。同社はこの自動点検が法律判断や医療広告自律審議機構の事前審議に代わるものではないと明らかにした。
29PERは露出順位や反映期間を保証せず、測定値が上がっても変わらなくても毎回の結果をそのまま顧客に公開するとしている。偽のレビューや偽装サイトは使わない。
ソン・ビョングン29PER代表は「顧客はもう検索窓ではなくAIに質問し始めているが、いざAIが答える際に自社の名前が出てくるかどうかを知る経営者はほとんどいない」と話した。
