デザインプラットフォーム企業のMIRIDIH(ミリディ)が運営するビジュアルコミュニケーションプラットフォーム「MiriCanvas(ミリキャンバス)」が海外の累積サービス加入者数100万人を突破した。

MiriCanvasはプレゼンテーション、ポスター、カードニュース、詳細ページなど、様々な形式のコンテンツ制作を支援するデザインプラットフォームで、2019年7月のサービス開始以降、2024年12月基準で韓国の累積加入者1600万人、保有テンプレート50万件以上を記録し、韓国最大規模のデザインプラットフォームに成長した。

2024年から海外進出を開始したMiriCanvasは、海外進出から1年9ヶ月の2025年9月時点で、累積加入者数が120万人を超えた。特に米国、カナダ、イギリス、オーストラリアなど、英米圏を中心に成長を見せている。

背景には、ユーザー中心の差別化戦略が奏効したことがある。他のサービスとは一線を画したデザインスタイルや、様々な職種別テンプレートをはじめ、AIプレゼンテーション、AIイメージ生成・編集などの高品質AI機能を無料クレジットで提供することで、ユーザー層の拡大に成功した。

日本でも約24万人の加入者を確保、累積加入者数20万人を上回る成果を上げた。AIプレゼンテーション機能は、ユーザーの間で好評を博し続け、自発的なバイラルが拡大している。

MiriCanvasは現地の顧客の要望を製品にスピーディーに反映させ、ローカライゼーションに拍車をかける計画だ。

MIRIDIHのカン・チャンソク代表は「差別化したコンテンツとAI機能、顧客中心の製品開発が功を奏し、英米圏・日本を含む海外市場で価値あるトラフィックを記録できたようだ」とし、「持続的な機能の高度化を通じ、グローバルデザインコミュニケーション市場で新しい形をつくる」と話した。

MiriCanvasを運営するMIRIDIHは、2012年に小規模事業主と自営業者のためのオンラインデザイン印刷コマース「BizHows(ビズハウス)」の立ち上げを皮切りに、デジタルベースのデザインエコシステムを構築してきた。2024年時点での売上は780億ウォン(約82億7,200万円)、営業利益は47億ウォン(約4億9,800万円)を達成するなど、2年連続で黒字を達成した。

原文:https://platum.kr/archives/271557

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