AIコーディングツールで書いたコードをセンサーやモーターに接続し、実際に動く物を作るハッカソンが開かれた。42チームのうち41チームが5時間以内に動作する成果物を完成させた。
先月22日、良才洞(ヤンジェドン)のメインセンターでフィジカルAIハッカソン「TOYTHON(トイトン)」が開催された。Team Human(チームヒューマン)と韓国投資アクセラレーターが主催し、ソウルAIハブが協力、OpenAIとNew Code(ニューコード)が協賛した。
応募者200名から107名が選抜され、42チームで参加した。参加者は行事当日に開発ボードを受け取り、センサーとモーターを接続してAIコーディングツールで機能を実装した。
ボードは現場で配布し、事前に作って持ち込めないようにした。アイデアの構想からコーディング、組み立て、実物完成まで5時間以内に終えるルールとした。参加者107名のうち40名は、この日ハードウェアを初めて扱った。
はんだ付けが不要な開発ボードを使用し、2日前にオンラインで開発環境の設定方法を案内した。当日は講師4名が現場に常駐した。
1位はチーム「地球を守れ」の「ワンワンブラスター」だった。空間を狙ってVIIMを撃つ装置を、画面上のゲームとリアルタイムで連動させた作品だ。
2位の「アンチタートル」は、首と頭の角度を検知しストレートネックの姿勢が続くと通知を送るウェアラブル機器だった。3位の「DEVICENET」は、熱中症や転倒、危険区域からの逸脱を検知する産業現場用スマートヘルメットを作った。
テーマは自由選択だったにもかかわらず、本選に進んだ20チームのうち9チームが健康・安全・ケア関連の課題を選んだ。リハビリ補助、姿勢矯正、高齢者ケア、幼児の発話、ペット管理などだった。
ソウル大学病院の理学療法士はリハビリデータを活用した補助装置を、現場エンジニアは産業安全ヘルメットを、教育スタートアップの代表は幼児用AIおもちゃを作った。
参加者の構成は多様だった。スタートアップの代表や役員が34名、企業の実務者が60名、学生や就職準備者が13名だった。サムスン電子とLG CNS、SKハイニックス、Hyundai Mobis、HYUNDAI AutoEver、Qualcommなど大企業・中堅企業の現職者20名も参加した。
参加者情報の収集に応じた95名を基準にすると、満39歳以下が86.3%を占めた。
審査には参加者自身が参加した。1次審査では42チームのデモ映像と発表資料を見てオンライン投票を行い、20チームに絞った。本選ではチームごとに3分間実物を披露した後、創意性と完成度、デザイン、事業性を評価した。運営陣は参加者全員が審査に参加できるよう独自のWeb審査システムを作って適用した。
ピョン・ウソク ソウルAIハブセンター長は「生成AIの普及により誰もがアイデアを素早くソフトウェアとして実装できるようになったとすれば、次の段階はAIを現実世界の製品やサービスにつなげることだ」とし、「ハードウェアの経験がない参加者も数時間でアイデアを動作する成果物にできる可能性を示した」と述べた。
