yogiyo(ヨギヨ)がGoogle Cloud、MEGAZONE(メガゾーン)ソフトと共同で社内初のAIハッカソン「2026 偉大なる想像力」を開催し、大賞作「AIメニュー秘書」をはじめとする入賞作を今年中に実際のサービスに適用すると明かした。AIハッカソンには43チームが参加し、計57件のアイデアを提出した。
yogiyoは5月14日、ソウル江南区のGoogle for Startups Campusでハッカソン本選を実施した。今回のハッカソンは、単なるアイデアコンテストにとどまらず、yogiyoのサービスとビジネス上の課題を解決するAIベースのソリューションを発掘し、実際の事業に適用することを目標として開催された。開発・企画・デザイン職はもちろん、非開発者を含む43チームが参加し、受付された57件のアイデアのうち予選を通過した11チームが決選でプロトタイプを実装・デモ発表した。
Google CloudとMEGAZONEソフトの技術専門家がメンターとして参加し、生成AIモデルの活用やサービス実装、技術検討などを支援した。参加者はGoogleの生成AIモデルGemini(ジェミニ)など最新のAIツールを活用し、顧客・店舗オーナー体験の改善、アプリサービスの高度化、社内業務効率の向上などに関するソリューションを提示した。
大賞は「1人」チームの「AIメニュー秘書」が受賞した。AIメニュー秘書は、地域商圏のデータやレビュー、価格情報をAIで分析し、店舗オーナーにメニュー改善の方向性を提案するとともに、メニュー画像のクオリティ向上と登録までを支援するサービスだ。生成AIベースのメニュー画像編集、テキスト分析、対話型レコメンド機能などを実装することで、オーナーのメニュー運営負担を軽減し、データに基づく意思決定を支援する点が高く評価された。
優秀賞は、顧客の問い合わせをAIで自動分類・振り分けて相談効率を高めるAIエージェントを提案した「RPAI」チームと、エリア別の運営データを分析してデリバリー最適化策をお勧めするAIデリバリー運営エージェントを提示した「配送エージェント」チームが受賞した。
yogiyoは今回のハッカソンを、AIネイティブ組織への転換の出発点と位置づける方針だ。AIを個人の業務ツールとしてではなく、ビジネス課題を定義・解決するツールとして活用する組織文化を醸成し、開発者と非開発者の枠を超えて課題解決とサービス連携につなげるイノベーションを続けていく計画だ。
yogiyoのCTOであるソン・ジンヒョンは「今回のハッカソンは、全社のさまざまな部門から57件ものアイデアが集まるほど社員の熱気が高かった」とし、「社員が業務の中で発見したビジネス課題をAIで自ら解決することで、顧客中心の思考を身につけることが核心だ」と述べた。さらに「次世代デリバリーアプリに向けたイノベーションを続けるために、全社員のAI活用力を高めることが目標だ」と語った。
yogiyoは大賞受賞作のAIメニュー秘書をはじめ、入賞作すべてを今年中にサービス化し、業務現場に適用する計画だ。
