地域生活コミュニティサービスのDanggeun(タングン)が、写真を撮るだけでAI(人工知能)が自動的に商品を分析し、予想販売価格を教えてくれる「価格診断サービス」を導入したと21日に発表した。今回の新機能により、中古品の選別に悩んでいたユーザーも、これまで見過ごしていた身の回りの品の価値を発見し、そこから得られる収益の可能性を確認できるようになった。
この機能は、Danggeunアプリを最新版にアップデートした後、メイン画面上部にある紫色のレンズアイコンをタップすることで利用できる。カメラで周辺の物を撮影すると、AIが予想価格を調べて表示してくれる。さらに、その商品を実際に出品したい場合は、AIの文章作成機能と連動して、簡単に商品説明文の作成へ進むことができる。AIはタイトルや説明文はもちろん、Danggeunで既に取引が完了した同一または類似品の販売価格も提示してくれるため、推奨価格帯を参考に価格設定が行えるようになっている。
例えば、ワイヤレスマウスを撮影すると、すぐに予想価格が表示され、「AIで商品説明文作成」を選択すれば、AIが写真を分析してブランドや製品名、色などの情報を読み取り、タイトルと説明文を自動的に作成してくれる。推奨価格を参考に販売価格と取引希望場所などを入力すると、登録は完了する。予想金額の横にある「マイボックス」タブからは、その日に撮影・検索した商品リストとAIが提案した製品名や価格情報を一目で確認できる。また、各リストの下にある「AIで商品説明文作成」アイコンをタップすると、すぐに販売文の作成に進める。
Danggeunの関係者は、「新機能により、ユーザーが自宅のあちこちに眠る商品の潜在価値を簡単に発見できるようになった。さらに、AIによる文章作成機能により、中古取引も気軽に始められる。」とし、「今後もユーザーがより簡単かつ便利に中古取引ができるよう、機能の高度化を進めていく予定だ。」と話した。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025072115265591874