コーディング教育企業のCodetree(コードツリー)を運営するBranch and Bound(ブランチ&バウンド)が2024年の売上が前年比3倍以上増加し、2年連続営業利益率20%を記録したと30日明らかにした。
2021年に設立されたBranch and Boundは、創立以来毎年売上を3倍ずつ伸ばし、2023年に初の黒字転換を果たした。2023年に続き、2024年も、2年連続で20%以上の営業利益率を記録した。
Branch and Boundは、ソウル大学コンピュータ工学科出身で、国際情報オリンピック(IOI)銀メダリストのイ・スンヨン代表が起業したエドテック企業で、体系的なコーディング教育を提供する「Codetree」を運営している。Codetreeは、コーディングの基盤をしっかりと構築するため学習者の能力を正確に診断し、細分化されたカリキュラムと反復学習が可能な学習構造を通じて基礎と実践感覚を同時に育てる。
特に、韓国内で唯一、すべての機能を英語バージョンでも提供しており、韓国内外のIT企業就業を目指す学習者の実質的に役に立っている。体系的なシステムのおかげでCodetreeはユーザーの間で「コーディングの定石」と呼ばれるほど高い満足度を達成しており、週間リテンション(再訪問率)も約70%に達している。
コーディング教育市場の幅を広げるための様々な活動も展開している。オンラインコーディングキャンプ、プログラミング競進大会、コーディング能力評価サービス「COEIC(コイック)」、コーディンググループ管理システムAMSなどを通じて、個人学習者だけでなく、企業や大学など教育機関にも導入可能なインフラを構築している。
特に「AIベースの適応型試験」を適用した「COEIC」テストは、コーディング実力を定量的に測定できる標準評価指標として注目されている。 「COEIC」で受講生たちは自分の能力を客観的に把握することができ、企業や大学は人材選抜、教育効果検証が可能だ。
現在、韓国主要大企業と協業を進めており、全国30以上の大学でもコーディング教育と能力評価のために採択されている。
Branch and Boundのイ・スンヨン代表は「コーディング教育市場が急速に成長する中で、体系的なカリキュラムが不足するだろう判断し、誰もがあきらめることなく基本スキルを積むことができる環境を作ろうと試みた」とし「今後も内実の成長を基盤にAI時代に実力で生き残るクリエイティブな人材を育てるため最善を尽くす」