CLASS101出身のクロスボーダービジネス専門家…下半期に日本法人設立へ
グローバルSNSデータ分析企業Featuring(フィーチャリング)が、日韓クロスボーダービジネスの専門家であるファン・ソリム氏を日本事業部の責任者として迎え入れ、日本市場への本格的な進出を開始する。
同社は、アジア規模のSNSデータ分析エンジン「Featuring AI(フィーチャリング AI)」を基盤に、インフルエンサーマーケティングの統合サービスを提供する企業だ。昨年は、日本の大手広告代理店「FLAG(フラッグ)」と連携し、ソリューションのローカライズ作業を経て「Featuring Japan」を立ち上げた。
ファン・ソリム氏は、10年間日本と韓国のクロスボーダーマーケティングおよび事業開発を主導してきた専門家だ。グローバルソーシャルゲーム・コンテンツの開発会社「SUPERGENE(スーパージーン)」では、日本法人設立と初期の市場開拓を主導し、オールインワン型のクリエイターコンテンツプラットフォーム「CLASS101(クラス101)」では、日本の現地クリエイターとの連携を通じてブランド認知の拡大に貢献した。
また、日本最大の教育サービス企業「NOVAホールディングス」では韓国法人長を務め、初期市場参入の適合性判断、事業収益モデルの確立、新規事業の推進など、法人立ち上げ全般のプロセスを経験してきた。
Featuringは、ファン・ソリム氏の日本市場における現場経験とネットワークを活かし、現地市場に合わせたマーケティング強化、ソリューション活用事例の創出、営業活動などを本格的に展開する計画だ。今年下半期には日本法人を設立し、クロスボーダーマーケティングソリューション企業としての地位を一層強化していく方針だ。
ファン・ソリム氏は、「FeaturingのSNS分析技術をもとに、日本市場に最適化された戦略を実行していく予定だ。」とし、「現地顧客との緊密なパートナーシップを通じて、持続可能な成果の創出を目指す。」と話した。
同社は最近、中小ベンチャー企業部と創業振興院が主催したグローバルスタートアップIRイベントに参加し、日本の投資家を対象に自社のビジョンと技術力を紹介した。また、日本最大規模のスタートアップ展示会「Startup JAPAN EXPO 2025(スタートアップジャパンエキスポ)」にも参加し、新規顧客の開拓に向けたビジネスネットワーキングやオープンイノベーションに関する協業の可能性についても積極的に意見交換を行った。