成人教育コンテンツ会社Day1Company(デイワンカンパニー)の無制限マンツーマン外国語レッスンプラットフォーム「PODO(ポド)」が、立ち上げから1年で累積レッスン32万件を記録した。

PODOの成長動力は、既存の外国語学習市場とはまったく異なるアプローチにある。既存の電話英会話やオンライン課外は、回数制を基盤に運営され、1回当たりの費用が4万~5万ウォン(約4,263~約5,329円)になるのに対し、PODOは月額利用料のみを支払えば、1日だけでも無制限の利用が可能な定額利用費モデルを導入し、1回当たりの費用を3,000ウォン(約319円)台まで下げた。これは従来比約90%レベルの破格的な価格競争力だ。

こうした定額利用費モデルは、ユーザーの学習パターンにも肯定的な変化をもたらした。既存の回数制による学習は、費用負担から週1~2回の制限的利用にとどまっていたが、PODOの利用者は、毎日着実に学習する習慣を形成している。実際、多数の利用者が毎日授業に参加しており、プラットフォームを積極的に活用している。

PODOは2024年3月のサービス立ち上げ以降、今年4月までに合計累積レッスンが32万件を記録し、加入者数は約4万人に達した。最も注目すべき点は、日本語レッスンが19万件で、英語レッスン13万件を大きく上回った点だ。利用者率を見ると、日本語の単独利用者が47%で最も多く、英語のみの利用者は31%、英語と日本語を一緒に学習するダブルパックの利用者は23%だった。

日本語の学習熱は様々な要因が重なった結果だ。NETFLIX(ネットフリックス)などOTTプラットフォームを通じた日本のコンテンツの露出増加と、MZ世代の日本のサブカルチャーへの関心の広がりが主な動力として作用している。これに、新型コロナ禍以降、日本旅行が再開されたことによる実用的な学習動機も加わった。また、日本語は韓国語と文法構造が類似しており、学習のアクセス性が高い点も日本語の選択に影響を与えている。

Day 1 Companyは今後、より多くのユーザーが無制限の学習モデルを効率的に活用できるよう、個別対応型のカリキュラムを高度化する計画だ。AI分析を通じて個々のユーザーの強みと弱点を精密に把握し、個別対応の学習継続プランを提供するシステムを構築予定だ。これにより、チューターが変わっても、専担チューターが継続管理するように学習フローを自然につなぐプラットフォームに発展させる戦略だ。

Day 1 Companyのイ・ガンミン代表は「PODOの単純な価格競争力を越えて、グローバル時代の必須能力である外国語を、誰でも簡単に習得できる『外国語学習の日常化』を具現化している」とし、「AIとビッグデータの技術を活用した個人対応型の学習体験を通じて、誰もが持続成長が可能な学習環境をつくっていく」と話した。

原文:https://platum.kr/archives/262632

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