XR(拡張現実)技術企業のOLIM PLANET(オーリムプラネット)が17日、ファンダムプラットフォームのXROMEDA(エックスロメダ)を通じて、韓国初のVR(仮想現実)形式のインフルエンサー写真集ブランド「VROOK(ブイルック)」をリリースしたと発表した。

VROOKは、インフルエンサーのファッションスタイルやコンセプトを視覚的に表現したルックブック(ファッションのスタイリング集)形式のファンダムコンテンツで、VR技術が融合されている。これまでのYouTube上でのルックブックは、単なる映像視聴にすぎなかったが、VROOKでは被写体の雰囲気や視線、動きなどを立体的に鑑賞することができる。

リリースを記念して6月18~20日にCOEXで開かれる「MARS 2025」内に専用ブースを設置し、プロモーションを実施する予定だ。この期間中、VROOKに参加したインフルエンサー9人が、ブースでVRとAI(人工知能)技術が融合されたコンテンツを紹介する。

参加するインフルエンサーは、△ギョウディ、△モモリナ、△ヤン・ヘウォン、△キュニャンニャン、△チョン・ダビョリ、△イナ、△キュイナ、△トロルヤ、△ソブリーの9名だ。ブースでは、フォトセッションなど様々なファン参加型のイベントが行われ、来場者のうち先着30名には、実物の限定版AIフォトカードが配布される。

VROOKは、△ベーシックパッケージ、△スペシャルパッケージ、△オールパッケージの3種類の商品で構成されている。全てのパッケージには、インフルエンサーの写真20枚、撮影現場の様子を収めたVOD 1本、VR VOD 1本が含まれる。

スペシャルパッケージには、フルバージョンのVR映像と、スマートフォン専用のVR機器(HMD)が付属する。オールパッケージには、それらに加え、未公開のBカット写真20枚とAIスペシャルフォトカードが、デジタルと実物の両方で提供される。

AIフォトカードは、インフルエンサーのスタイリングを分析し、コンセプトに合った背景と視覚効果をAIが自動で合成する生成型のイメージコンテンツだ。現実では再現が難しいシーンを演出し、独創的なビジュアル表現によって、限定デジタルグッズとしての価値と希少性を高めた。

OLIM PLANETのアン・ホジュン副代表は、「VROOKは、インフルエンサーが単なる撮影対象ではなく、ファンと共に没入型の体験を創り出すクリエイターへと変化していく過程を表現した新しいタイプのコンテンツだ。」と紹介した。

「XROMEDAは、VROOKのリリースを皮切りに、クリエイターが自身の世界観とコンセプトを反映したコンテンツを通じて、長期的かつ自立した収益構造を築けるように支援し、クリエイターに優しいエコシステムづくりを進めていく。」と述べた。

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025061616150947952

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