歩いてポイントが貯まるリワード型ウォーキングアプリ「CashWalk(キャッシュウォーク)」を運営するNUDGE HEALTHCARE(ナッジヘルスケア)が27日、創立10周年を迎えた。2016年にCashWalkとして設立された同社は、2021年に現在の社名に変更。その後はM&Aを通じて、マインドヘルスケアと企業向けヘルスケア領域へ事業を広げてきた。

CashWalkは2017年にリリースされた。スマートフォンで歩数を計測し、歩いた分だけ報酬を受け取れる仕組みで、歩行ベースの報酬提供システムに関する特許を登録している。

その他にも様々なサービスを拡充している。2019年に病院情報プラットフォーム「CashDoc(キャッシュドック)」、2020年に健康データ基盤アプリ「Genieat(ジニアット)」を展開し、広告収益化法人のMomento(現CashWalk Ads)を設立した。2022年には、積み立てたキャッシュで商品を購入できるコマースサービス「CashDeal(キャッシュディール)」をリリースした。また、「CashWalk」は米国に続き、昨年日本でもサービスを開始した。

M&Aは2024年から続いている。同年、従業員支援プログラム(EAP)企業のDain(ダイン)と、マイデータ基盤のフィンテック企業fastforwordを買収した。昨年には子会社のDainが、メンタルヘルスケアプラットフォーム「Trost(トロスト)」の運営会社であるHu-mart companyを買収した。DainのEAP事業と自社のプラットフォーム運営ノウハウを組み合わせた「NUDGE EAP」も立ち上げた。

業績は、2023年の連結ベース売上が約1,057億ウォン(約118.7億円)、昨年は約1,182億ウォン(約132.7億円)だった。2023年には300億ウォン(約33.7億円)規模の投資を調達した。

同社が公表したサービス指標によると、CashWalkの累計ダウンロード数は3,800万件、日間アクティブユーザー数(DAU)は350万人となっている。累計歩数は53兆4,890億歩で、同社は平均歩幅70cmを基準にすると地球と月を約4万9,000回往復する距離に相当すると説明した。CashDocには病院レビューが260万件、Genieatには食事・体重・血糖・血圧の記録が4億2,180万件蓄積されている。Trostのオーディオコンテンツ「サウンドセラピー」の累計再生数は1億7,800万回に上る。

NUDGE HEALTHCAREのパク・ジョンシン代表は「過去10年は、歩くという最も日常的な健康行動に動機を加え、個人の健康管理・医療情報・メンタルケア・企業向け健康管理などさまざまな領域へ拡張してきた時間だった」と述べ、「子会社および関係会社とのシナジーを基盤に、統合デジタルヘルスケアエコシステムを拡大していく」と語った。

原文:https://platum.kr/archives/291499