景気不況と過度な競争で韓国全土でピラティスセンターの廃業が相次ぐ中、AI(人工知能)技術を導入し、ピラティス市場の新たなパラダイムを提示しているCATCH PILATESが注目されている。
既存のピラティス市場は1対6、1対8など大規模グループ授業の競争が激しくなり、収益性が悪化、高価なマンツーマン個人レッスンだけが辛うじて生き残るという現象が深刻となっていた。このような状況で、CATCH PILATESはAIベースの体型測定と1対3の小グループリハビリクラスという新しいモデルを提示している。
TOMATOSYSTEM(トマトシステム)(5,470ウォン▲10+0.18%)の協力会社であるCATCH PILATESは、8月1日の梨水店(イス店)をテストベッドとして正式にオープンした。既存のセンターを買収しており、TOMATOSYSTEMが提供した計4台の先端AIリハビリピラティスサービス装備が導入された。
コア競争力となるのは精密な体型分析である。単純な体成分検査にとどまるこれまでのセンターとは異なり、CATCH PILATESは筋肉機能検査と体型検査(回転、曲げ、伸ばし、側屈など)を通じてストレートネック、猫背、ストレートバック、反り腰など12種類の体型を精密に分類し、カスタマイズされた運動ソリューションを提供する。
これを基に進行される1対3リハビリピラティスは講師がAIが提供する映像を活用して3人の会員を指導するという方式である。AI映像が正確な動作ガイドを提供することで講師のティーチング負担を減らし、会員は1回あたり約7000ウォン(約740円)(月8回5万9000ウォン(約6200円))というリーズナブルな価格でマンツーマンレッスンレベルの管理を受けることができる。

これらの差別化戦略は即成果として現れた。梨水店はAIシステム導入後の売上が30%以上増加し、運動の効果不足で離脱していた休眠顧客70人余りが復帰するなど、再登録率50%を達成した。
CATCH PILATES関係者は「初期はモニターを見て運動する方法に馴染めない、既存のマンツーマンレッスン会員もいたが、正確な体型分析とリーズナブルな価格に満足して再登録するケースが増えている」とし「講師の能力に依存していたこれまでの授業方式を標準化されたAIマニュアルで上方平準化した」と説明した。
CATCH PILATESは現在スポーツ医学博士が検収した300以上の運動動画を保有しており、2026年までにこれを2000本に拡大する計画だ。また、年内に君子(グンジャ)2号店、衿川区庁(クムチョンクチョウ)店などを追加オープンし、来年には全国100店舗へと拡大する目標を立てている。さらに日本上場会社との協力を通じて来年の春の日本進出を推進中であり、マンションコミュニティやシニアタウンなど多様なチャンネルに事業を拡大する方針だ。
関係者は「来年、ピラティスに対する関心が高まっている日本博覧会に出席するなど、グローバル市場でも本格的な営業を拡大する計画」と語った。
<画像=TOMATOSYSTEM(トマトシステム)が提供した先端AIリハビリテーションピラティスサービス装備が導入されたCATCH PILATES(キャッチピラティス)梨水店/CATCH PILATES社員提供>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025120414473736754
