店舗分析AI（人工知能）ソリューション「mAsh（マッシュ）」を運営するmAy-I（メイアイ）が28日、中小ベンチャー企業部の成長支援プログラム「Post-TIPS（ポストティップス）」に最終選定されたと発表した。

Post-TIPSは、中小ベンチャー企業部の官民合同スタートアップ育成事業であるTIPS（ティップス）を卒業した企業の中でも、優れた研究開発成果を持つスタートアップを選別し、スケールアップを支援するプログラムだ。mAy-Iは、mAshの技術革新性と海外市場での成長可能性が高く評価され、今後18ヶ月間で最大7億ウォン（約7,460万円）の政府支援金を受ける予定だ。

mAshは、mAy-Iが独自に開発したディープラーニングベースのアルゴリズムを活用して、店内に設置された防犯カメラの映像から、特定エリアの来店者の反応、動線や滞在時間、従業員・来店客間のやり取りなどを精密に把握するソリューションだ。これにより、マーケティング戦略の立案、顧客体験の向上、店舗運営の最適化を実現する。現在、LG U+（エルジーユープラス）やCGVなどにソリューションを供給している。

今後、mAy-Iは自社の対話型AIエージェント「mAshインサイト」の高度化を進めるとともに、カスタムレポートや分析テンプレート機能の追加を計画している。また、グローバルブランドとの連携を強化し、市場シェアの拡大を通じて、海外進出を本格化させる方針だ。

mAy-Iのキム・チャンギュ代表は、「今回のPost-TIPS選定は、mAy-IのAI技術力と海外進出の可能性が公式に認められた結果だ。」とし、「海外市場で急速に成果を出し、リテールテック分野の革新を主導する代表企業へと成長していきたい。」と語った。

原文：https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025072814065367017

mAy-Iに関するデータはこちら👇
https://www.innoforest.co.kr/company/CP00002818/