ロボットが代わりに駐車するマンションにおいて、車に傷が付いてしまった場合、責任の所在を明らかにするのは難しい。運転者が車を預けて立ち去った後に起きたことに関しては、入庫前からあった傷なのか駐車の過程で生じた傷なのか確認する方法がなかなか見つからないからだ。

WEPLO(ウィプロ)は、車両が通過するだけで外観を撮影して損傷を判別する「VAIS」を、駐車ロボットが運用されるマンションの駐車場に供給すると明らかにした。

これは現代自動車とHYUNDAI WIA、現代建設のコンソーシアムが京畿道始興市(シフン市)の「ヒルステート・ザ・ウェーブシティ」で推進する事業で、国土交通部のスマートシティ規制SANDBOXの承認を受けて国費支援を受ける。VAISは地下1階駐車場の約53面規模の区域に設置される予定だ。

VAISは車両が出入りする際に外観を自動で撮影する。運転者が車を停めたりアプリを起動したりする必要はない。同社は100万件以上の車両外観損傷データを学習させ、車を停止させずに検査を完了できる方式を実現したと説明した。

注目すべきは損傷を見つけることよりも履歴を残せることにある。VAISはバンパーとフェンダー、ドア、タイヤ、ランプなど32の部位を区分して認識し、傷、へこみ、隙間、破損の4種類を判別する。撮影時点と照明が異なる画像を比較し、元からあった損傷なのか新しく生じたものなのかを見分ける。いつまで損傷がなく、いつから生じたのかを記録として残すというのが同社の説明だ。

VAISは京畿道抱川と龍仁、華城の整備事業所ですでに運用されている。車両の入出庫過程における外観確認と記録を自動化する用途だ。WEPLOは今回の共同住宅への適用を機に、レンタカーやカーシェアリング、車両運送、保険事故処理など車両をやり取りする過程がある分野へ適用先を広げる計画だ。

キム・ウィジョンWEPLO代表は「駐車ロボットや自律駐車のように、人が車を直接扱わない無人環境が広がるほど、車両状態を自動で記録し検証する技術は選択ではなく前提条件になる」と述べた。

原文:https://platum.kr/archives/294390