AIベースのマルチクラウド管理プラットフォーム専門企業OpsNow(オプスナウ)が、クラウドコスト最適化専門ソリューション「OpsNow FinOps Plus(オプスナウ・フィンオプス・プラス)」を韓国市場に公式に公開する。この製品は昨年、米国でまず公開されて現在運営中で、韓国に続き日本での公開も予定されている。

韓国内外の企業は、次第に複雑になるマルチクラウド及びSaaS環境の中で、コストを制御するレベルを越えて、戦略的技術投資を主導できる体系的な管理力が求められている。これにより、グローバル非営利団体であるFinOps Foundation(フィンオプス・ファウンデーション)は最近、2025年FinOpsフレームワークを発表。クラウドやSaaS、データセンター、AIなど、様々な技術支出を包括できる、実行可能な戦略の樹立とビジネス価値の創出が核となっている。

OpsNow FinOps Plusは、OpsNow360のFinOpsの運用経験に基づき、より高度な構造と実戦機能を備えたFinOps専門ソリューションだ。グローバルフローに合わせた予算の樹立、異常コスト探知、政策基盤ガバナンス、削減インサイトの導出まで、全プロセスを自動化し、実行中心のFinOpsを実現できる。

ワンボーディングが容易で簡単なだけでなく、予算計画から節減と成果分析まで一貫した流れでサポートされるため、手作業なしでもコストを精密に予測、統制でき、戦略的な資産配分と財務成果の改善を同時にできる。

特にクラウドリソースにタグを一貫して適用し、管理できるよう支援する「Tag Manager」を通じて、コストをサービス・チーム・プロジェクト単位で精巧に分類して把握することができる。チーム・組織単位の予算設定とリアルタイムにコストを比較・予測可能な「Budgets」、中核部署の観点からのコストの精密分析を支援する「FinOps KPI」、予め定義されたルールをベースに、政策違反を自動で検出し、リポートを提出する「Policy Management」など、最近、FinOpsのフレームワークが強調する核心機能が大幅に強化された。

また、OpsNow FinOps Plusの利用者は自動コスト最適化サービス「オートセービングス(AutoSavings)」を併用できる。オートセービングズは、人が直接クラウドコミットメントを分析したり、最適な視点を判断する必要なく、AIが使用パターンを分析して適正な節約戦略を自動で実行する機能だ。現在AWSとAzureの環境でサポートされており、複雑な条件を理解したり手作業で管理したりしなくても節減が自動で適用される。一回限りではなく繰り返しの節約構造に基づいて実質的なコスト効率を長期的に維持することができ、節減が発生した場合にのみ成果ベースの手数料がかかり、リスクなしに導入可能だ。

OpsNowのパク・スンウ代表は「OpsNow FinOps Plusは急変するクラウド環境で企業が運営効率性を高め、実際のコスト削減まで実現できるよう設計された高度化ソリューションだ」とし、「既存の顧客もOpsNow FinOps Plusを通じてさらに確かな運営と強力なインサイトを享受できるだろう」と話した。

原文:https://platum.kr/archives/260772