IoT(モノのインターネット)で衣類廃棄物の回収ソリューションを運営するGreen Loop(グリーンループ)が16日、世宗市で「IoTおよび中央管制システムを適用した廃衣類の資源管理システム」の実証を開始すると発表した。
今回の実証は、国土交通部が主管する「スマートシティ国家試験都市におけるイノベーションサービスモデル検証事業」の一環として実施される。Green Loopは今回、世宗市内の主要拠点にIoT衣類回収ボックスの1次設置を完了し、運用を開始した。
設置場所は、アルム洞行政福祉センター、ヒュオンコーヒー、達人クリーニング店などの3か所で、複合コミュニティセンター、大学エリア、マンション団地などさまざまな生活インフラを考慮して選定された。今後は、追加設置を通じてシステムを拡張し、リアルタイム管制を含む統合運用体制の安全稼働を目指すという。
Green LoopのIoT衣類回収ボックスは、これまでのものとは異なり、モバイルアプリ「Payiot(ペイオット)」を通じて参加できるスマート回収システムだ。利用者は、衣類を袋に入れて指定された回収ボックスに投入すると、10日以内に現金または寄付のいずれかを報酬として受け取ることができる。
ハン・ガンジン代表は、「今回の実証を通じて、資源循環型のスマートシティモデルが現場で機能するかを検証し、これを基に今後も安定的で持続可能なサービスを提供する。」と述べた。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025071611051346635