ソウル市・ソウル経済振興院(SBA)が運営するSeoul Startup Hub Gongdeok(ソウル起業ハブ・コンドク)が東京のイノベーションハブの渋谷キューズ(SHIBUYA QWS)と、優秀なスタートアップの交流支援のための業務協約(MoU)を締結した。
ソウル経済振興院のキム・ジョンウ起業本部長と、渋谷キューズの野村幸雄エグゼクティブディレクターは7日、渋谷キューズでMOUを結び、日韓のスタートアップハブを活用し、両国のスタートアップがグローバル市場に進出できるよう支援することを決めた。
両機関が支援するスタートアップが日韓を相互に訪問する際、双方の施設を活用できる。両機関はソウル-東京間の起業エコシステムの関連情報交流を通じて、各地域のスタートアッエコシステムを拡張することに協力する予定だ。
Seoul Startup Hubは、コンドク、M+(マゴク)、ソンス、チャンドンなど4つの施設で、スタートアップの海外進出、オープンイノベーション、起業エコシステムの活性化などを進めている。
渋谷キューズは東京メトロとJR東日本、東急が共同運営しているスタートアップハブだ。交通の要衝である渋谷に、2019年11月にオープンした。東京大、早稲田大、慶應義塾大など主要大学はもちろん、NTTデータ、ソニー、ロッテ、オムロンなど日本の大企業と協力関係を維持している。QWSはQuestion with sensibility(問いの感性)という意味だ。
キム・ジョンウ本部長は「今後もソウルの優秀なスタートアップがグローバル市場で競争力を持てるよう、グローバル協力ネットワークを継続的に拡大していく」と話した。
<ソウル経済振興院のキム・ジョンウ創業本部長(右)が、東京・渋谷キューズでMOUを結んだ/写真=SBA>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025050909373895591