onedata、韓国内外の有名シェフとミールキット市場へ挑戦|#Let's スタートアップ
【#Let's スタートアップ】onedata、韓国内外の有名シェフとミールキット市場へ挑戦
金浦(キンポ)国際空港からそれほど遠くない場所にあるソウル江西区麻谷洞(カンソン区マゴク洞)。LG Science park(LGサイエンスパーク)など各種情報技術(IT)企業が並ぶそこに「onedata(ワンデータ)」という名の会社がある。代表理事として在職中のヤン・ジョンウン代表(写真)は、会社名について「複数の場所に散らばっているデータを一所に集めるという意味」と説明した。
しかしonedataがしているのはITサービスではなく外食業に近い。onedataは現在「雪花廊」「geumgogihouse」などいくつかの店舗を運営している。ヤン代表は「偶然、焼肉店を運営していた知人の店舗を買収し、外食業に飛び込んだ」とし、「初期には他のレストランのゴミ箱を漁るほど苦労をした末に、現在は馬谷(マゴク)などで4つの焼肉店を順調に営業している」と明かした。
焼肉店を大きく成功させたことには、会社が持つIT基盤が大きく起因している。ヤン代表は15年前からIT企業の「U Run Tech(ユーランテック)」を運営してきた。彼は「訪問客が待機する際に使用する予約システムを通じて顧客に関するデータを確保し、今後の市場調査やマーケティングなどに活用する」とし「年間訪問顧客数は50万人以上、売上は100億ウォン(約10.4億円)以上」と話した。
現在、onedataは「Fiveat(ファイブイット)」というブランドを通じて「シェフIPプラットフォーム」という新しい分野に挑戦している。韓国内外の有名シェフを募集し、一般人を対象にクッキングクラスを開き、シェフの人気によって加盟店を開いたり、ミールキット製品を製造・販売する。ヤン代表は「初めのシェフ募集は難しかったが、現在は全員受け入れられないほどに入店を希望するシェフが増えた状態」とし、「最近入ってこられたシェフ数人と来年初めベーカリー店を開く」と話した。
ヤン代表は大企業の会社員として平凡に社会生活を始め、営業などの業務を引き受けた。その後、38歳で独立してU Run Techを創業し、現在まで代表として在職し、ハードウェア・システム設計などを提供している。
キム・デウン記者 (dan@mk.co.kr)
原文:https://n.news.naver.com/article/009/0005045627?sid=105
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